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ST警視庁科学特捜班 黒いモスクワ (講談社文庫)

価格: ¥600
カテゴリ: 文庫
ブランド: 講談社
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面白い! ★★★★☆
面白い!
FSB(KGBの後継組織)、怪僧ラスプーチン、ロシアマフィア、シャンバラ伝説、ポルターガイスト現象と内容は多岐に渡るのですが、すっきり見事に纏めています。
登場人物も、最初は赤城と百合根の二人だったのが、他の四人も合流し五人組みが全て揃い怪僧ラスプーチンゆかりの教会を買い取ったロシアマフィアの怪死事件の謎を一つ一つ解いていきます。

五人それぞれが非常にユニークで、しかも丁寧に個々の人物像を描いているのですが、この作品でも、無口な黒崎の存在感が際立っています。

この「ST警視庁科学特捜班」シリーズを全て読破したくなりました。
キャラクターが良いシリーズ。 ★★★★☆
STシリーズ三作目にして、初の海外出張編。赤城と百合根だけのはずが、黒崎・山吹が加わって・・・。
最終的には、全員集合(笑)。少しずつ、菊川やSTとの距離が縮まった百合根。それを再確認する出来事も起こりました。
百合根も頑張りました・・・なんだか微笑ましい人ですね。

今回は、主要人物以外の眼から観た彼らの姿も少し見えて、面白かったです。
このシリーズは、登場人物のキャラが際立っていて、楽しい。
次巻からタイトルの感じが変わっていきますが、やっぱりターニングポイントな一冊なのかな?、と思いました。