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ハイデッガー『存在と時間』註解 (ちくま学芸文庫)

価格: ¥1,575
カテゴリ: 文庫
ブランド: 筑摩書房
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やはり難しい。 ★☆☆☆☆
副読本として読むのが正しいと思います。
どうも「隣に現物ありき」みたいな感じでした。
これで「存在と時間」を読めます ★★★★★
 日本では残念ながら「存在と時間」に関する解説書はありますが、これ以上の本はありません。強いてあげるなら木田元氏の本でしょう。この本を副読本として読めば大抵の人なら難解な「存在と時間」を読むことが出来ます。なかなか原著を最初から最後まで読むのは至難の業です。これを読めば早道かも知れません。
これで「存在と時間」を読めます ★★★★★
 日本では残念ながら「存在と時間」に関する解説書はありますが、これ以上の本はありません。強いてあげるなら木田元氏の本でしょう。この本を副読本として読めば大抵の人なら難解な「存在と時間」を読むことが出来ます。なかなか原著を最初から最後まで読むのは至難の業です。これを読めば早道かも知れません。
最良のサブテキスト ★★★★☆
~ この本は「存在と時間」のサブテキストとして、その傍らに置きながら読むことをお勧めします。
 もちろんこの本の解釈が「存在と時間」を読む上での唯一の理論というわけではないですが、ハイデッガーの思想の霧の中にいる人にとっては何らかの手がかりになるはずのものです。
~~
 これを読んでも「存在と時間」はやはり難しいです。例えばラストの歴史と存在とのところは私的にはハイデッガーの思想は不十分なような気がします。何だか推理小説の犯人が全く新しい登場人物として現れ語られたときのような、多少唐突な気がするのです。が、内容は深淵で読むに値するものであるということは前よりもわかりました。しかしだからこそ、なぜ~~これほどの偉大な書物を著した人物が、一時期ナチスの空虚な理論の側に立ったのか、という疑問も以前以上に強くなりました。どんな人間も過ちを犯すことはある、といってしまえばそれまでですが、結局どれだけ深淵な思想を描くことができてもそれだけでは人間は不完全なのだ(それはモーツァルトの音楽の偉大さと人格の下賎さが関係ないのと同じように)と考~~えるよりしょうがないのかもしれません。~