この本では、そのどちらにも陥らずに若かりし自分と向き合っている。
スイート&ビター、ボーイ・ミーツ・ガールです。
また、笑えるエッセイもちりばめられてる。
さらに、昔の恋の次第を綴ったところは、感動的ですらあった。
さすがMJ、みうらじゅん。
本屋にたまたまあったこの本を衝動買いし、一挙に読んでしまいました。
この本に出てくる、岡本信人、俺だけの旅、気仙沼ちゃんなど、まさしくリアルタイムにて感じていた青春が、語られていることに、懐かしさと面白さが同居して、まさにみうらじゅんワールドを堪能してしてしまいました。 語られている内容は、平凡ながら、視点がシャープで、おおっと!!そんなこと気づくかっー!!と唸ってしまいました。まさに、いちろうのバッティングのようですね!
私自身、こういう歳のとりかたをすればよかった!!と思うにはまだ早すぎる年齢だけど、笑いあり、涙ありの恥ずかしい青春時代はなんだかうらやましくもあって、ちょっぴりそれに似た気分にもさせるのだ。