周りからも、自分自身も怠惰と信じる弟(美男子)が、『兄の仇打ち』という目標を掲げ、数々の女性の誘惑に負けながらも克服し、人間的に成長していくと言う話。
大正時代に発表された作品なので、古臭さは感じるかも知れませんが、吉川英治としては、初の作品となるので、逆に初々しさを、感じて頂けれるかと思います。