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剣難女難 (吉川英治歴史時代文庫)

価格: ¥882
カテゴリ: 文庫
ブランド: 講談社
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できない、と思ってる人に、勇気を与えてくれる物語 ★★★★★
この物語は、壁にぶつかっている人、あきらめてしまっているような人、また乗り越えている人にも、多くの共感を与え、自分にもできると、勇気を与えてくれます。

物語の時代は江戸時代。町道場を構える兄がいながら剣の音を聞くだけで怖れ、絵を書くのが好きという、臆病で優しく二枚目な弟、新九郎が主人公。彼が、決闘で負けた兄の仇を討つべく、一念発起し、武者修行の旅に出る。
その武佐修行の道中、敵、そして女に悩まされるなど多くの壁が立ちふさがる。はじめは剣を持つ手もおぼつかず、負けて、打ちひしがれる。また酒や女におぼれることもある。
だが、兄の仇を倒すまいと自らを励まし、また周りの支えもあり、再び歩み始め、一歩、また一歩と成長していく、という物語です。

1926年にかかれたものなので、始めはとっつきにくいものの、その世界に入ってしまい一気に読めてしまいます。特に戦いの場面では息もつかせません。当時100万部売れた雑誌に掲載されていたというのもうなずけます。

私自身、仕事でつまづいているところだったので、この本に出会い、何かの運命かと感じ、頑張っていこうと思いました。
古臭さが・・・ ★★★☆☆
江戸時代、藩同士の見栄により、
剣術大会が開かれ、正直一筋の兄が、
卑怯な手段により負傷を負う。

周りからも、自分自身も怠惰と信じる弟(美男子)が、
『兄の仇打ち』という目標を掲げ、数々の女性の誘惑に
負けながらも克服し、人間的に成長していくと言う話。

大正時代に発表された作品なので、古臭さは感じるかも知れませんが、
吉川英治としては、初の作品となるので、
逆に初々しさを、感じて頂けれるかと思います。