インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

武士道シックスティーン

価格: ¥1,550
カテゴリ: 単行本
ブランド: 文藝春秋
Amazon.co.jpで確認
剣道やって良かったと思う小説 ★★★★★
私は剣道をやっているけれど、剣道が嫌いでした。やめたくても、やめれませんでした。

けれど、この小説を読んで、高校でも剣道がしたくなりました。

この小説は買って損はないです。

私は何度も読み返してしまいました。
初めてなんですよ。何度も読み返したの。

何度も読んでみると、また違った世界が見える。
剣道が大好きになる。

放課後の稽古がたのしみになる。

そんな小説です。
剣道をよく知ってると実感 ★★★★★
剣道を描くとき、
映画やドラマでも

「この作家(監督)、剣道を知らないな」

と良く感じます。

近いところだと
「鹿男あおによし」
など
「全くでたらめジャン!(あくまで剣道に関してです)」
と感じたのですが、
この武士道シックスティーンはかなり剣道を知っている…、
もしくはかなり勉強したと感じました。

試合中のヒロインは、
マニアックまでに剣道用語と剣道を知っている人しかわからない表現で
試合を形容し、
かなりリアルで

剣道をしている息子と娘が
「おもしろい!!」
と絶賛していました。

漫画化、映画化され
視覚的にも楽しめそうですが、
この文体で剣道を表現しているところは
一読の価値があると思いました。

剣道少年少女はぜひ読んでみて欲しいと思います。
剣道一筋 Vs. お気楽シックスティーン ★★★★★
剣道一筋の香織と、勝ち負けにこだわらない早苗が同じ高校に進学して剣道部で出会う16歳のふたりの物語です。「鹿男あをによし」(万城目 学)で女子高校の剣道の烈しい試合を見て(読んで)面白かったので、今回まるごと剣道の小説を手に取ってみました。好対照のふたりの物語であることは目次を見ただけでわかります。

1.気剣体
2.長く構えましょう
3.兄の仇
4.それは般若ですか
5.兵法者
6.いい感じです
7.敵の正体
8.真面目にやってます
9.下克上
10.呼び捨ては苦手かも
(以下、略)

こういう洒落っ気は大好きです。奇数章の勇ましいタイトルが香織目線、偶数章のおっとりしたタイトルが早苗目線で語られます。香織は「勝つか負けるか」「斬るか斬られるか」ということにしか眼中にありません。しかし「自分は世界最強の女剣士を目指すのか」と悩むことになって…。

さわやかで熱いストーリーはぐんぐん読ませてくれます。続刊「武士道セブンティーン」「武士道エイティーン」と続きます。(もちろん続けて読んでみるつもりです!)
剣道やってみたかった〜! ★★★★☆
高校で初めて剣道部が存在し、やってみたいと思っていたのですが
防具が物凄い臭いとか、袴の下はノーパンとか、部員が三人しかいないとか
もろもろのマイナスイメージが強すぎて触れる機会がありませんでした。
そのくせ毎年、NHKの剣道大会を好んで見てしまいます。
40を過ぎたオッサンなのに、若かった頃のあこがれていたスポーツに
またふれたような気持ちよさと共に面を一本パーン!!ときめらてしまいました。
電車の中で一気に読破、セブンティーン、エイティーンと文庫発売、お待ちしてますm(_ _)m
さわやかな青春“武士道”物語 ★★★★☆
全体的に浅い気もするし、作者が男性だけに女子高生の心情を描いていても、
いまいちフィルターがかかってるような気もするのですが、剣道って面白そう、
二人の主人公の友情がいいなと思わせてくれる物語です。

ラストは清々しい風が吹き抜けていくような爽やかさでした。
続編もあるみたいなので読んでみたいです。

それにしても、この作者の作品は初めて読むのですが、巻末の著者プロフィールを
見ると、「本書は著者初の、人が一人も死なない青春エンターテインメントである」って
・・・えええっ、そういう人なんですか!?