インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

白い巨塔 [DVD]

価格: ¥3,990
カテゴリ: DVD
ブランド: 角川エンタテインメント
Amazon.co.jpで確認
財前=田宮が最高 ★★★★★
浪速大学医学部教授の座を巡る権力闘争の最中、誤診を巡る裁判が始まる。この難局を財前はどう乗り切るのか。そして、医学部の良心、里見の運命はいかに。といってしまえば簡単な物語ですが、それだけでは語りつくせない、重厚な作品となっています。演じている役者達もそうですが、このぐいぐいと引き込まれていく感は脚本の成せる技でしょう。長尺の作品ですが、そんなことを感じさせない、スピード感のある作品となっています。そしてどんな手を使ってでも上り詰める、財前がいい。その財前を演じる田宮二郎がいいのである。以前彼の演じるテレビ版を観たが、それも良かった。しかし本作の緊張感が上ではないか。その1つは白黒の画面から漂う緊張感があるからであろう。チャンスがあれば見て欲しい。素晴らしい作品です。
財前イコール田宮二郎である ★★★★★
田宮二郎以外の財前など考えられない。そんな時代の人間である。テレビシリーズもリアルタイムで、田宮の財前と山本学の里見の配役で見てきた。財前の愛人役は、今は亡き名女優太地喜和子が私の中のベストだが、映画版もよかった。
里見役や愛人役などいくつかのキャスティングが違うが、物凄い顔ぶれ。
田宮二郎は、財前の野卑で狡猾な冷酷さを圧倒的な魅力で演じている。小川真由美も、夜の世界の女を醸し出していた。原作は浪速大学を舞台にしているので、唐沢主演のテレビ版では標準語になっていて、まったく魅力が半減した。
平成テレビ版の義父役の西田敏行では、役不足。ナニワの「金」にこだわる嫌らしさを演じるには、コミカルすぎる。
映画版では、時間制限もあり、里見が去っていくところで終わる、シニカルで辛口な幕切れ。
時代も設定も配役も、どうしても平成のテレビ版ではどこか薄っぺらな印象を受けた。
主役も脇役も含めて、俳優の力量の差なのか?
何回読んでも原作は面白いし、あっという間に読み終える。数年前に手術を受け、入院中に読んでいる最中のイメージは、どうしても、私の中では財前=田宮であった。
田宮二郎の名演が光る ★★★★☆
田宮二郎の名演が光る重厚な映画である。原作に忠実ではなく、特に裁判の場面が最後の30分に押し込められていてちょっと物足りないが、教授選に至るまでの駆け引きや、裏の人間ドラマが面白い。見る者を飽きさせず、強力に引きつけて放さない力は、橋本忍脚本の独壇場である。サポーティング・キャストの力量も東野英治郎をはじめ昭和の名優達が見事な演技を見せている。黒沢の「悪い奴ほどよく眠る」を彷彿させるラストは特に圧巻。正義が通らない後味の悪い映画ではあるが、後にテレビドラマでも大ヒットした原点がここにある。
原作:山崎豊子 監督:山本薩夫 脚本:橋本忍 主演:田宮二郎 一流スタッフ・キャストによる社会派大作。モノクロ・シリアス、でも面白い! ★★★★★
山本薩夫監督による社会派作品。

田宮二郎は、このとき演じていて、まだ若すぎたと感じていたらしく、
この後、70年代になって相応に歳を重ねてから、ドラマで再度挑んだといいます。
田宮二郎のシャープな演技、そして、次々に登場する個性豊かな豪華俳優陣の競演が素晴らしい。

2時間半にうまく構成され、重い内容なのに、今見ても面白い、脚本の橋本忍もさすがです。
1960年代、これだけシリアスに切り込んだ、それでいてシニカルな、挑戦的な内容の映画と原作が、真摯に作られていた事に驚きます。
(それを考えると今のものは皆、生ぬるいなぁ・・・と。)

昔一度ビデオで鑑賞して、平成版ドラマ(唐沢寿明主演)にはまり、再度鑑賞しました。
そして、昭和版ドラマ(田宮二郎主演)を一気に全話鑑賞!
どれも、面白かった!!
必見です。
初めての出会いは山崎豊子の小説 ★★★★★
私は67歳 大昔、まだ映画化される前から白い巨塔が好きでしたが、この田宮次郎主演の
映画は素晴らしく大学医学部内の権力争いや、派閥間の対立などなど、さもありなんなんて
思いながらレンタルビデオを何回も借りてみたものです。ついにアマゾンで見つけて買ってしまいました。出来れば、このあとの田宮次郎主演のボックスになったのも欲しいなあ。白い巨塔 [DVD]白い巨塔〈第1巻〉 (新潮文庫)