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こんなにも恋はせつない (光文社文庫)

価格: ¥600
カテゴリ: 文庫
ブランド: 光文社
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恋のせつなさ ★★★★☆
「まったくもって恋愛は割に合わない。割に合わないと知っていながら、どういうわけか人はまた、性懲りもなく恋愛に足を踏み入れてしまう」という唯川 恵さんのあとがきに惹かれて読みました。

まったくそのとおり。
10人いれば10通りの恋の切なさ・喜びがあるんだな、と読後ホロっとくる秀逸の作品集でした。

短編小説で読みやすく、また様々な作家さんのお話なので、新しくステキな本と出逢いたいと思っている方にはオススメだと思います。

大好きな唯川さん選の作品集 ★★★★☆
主人公たちの年齢も状況も様々で、若くてみずみずしい感性を表現したものから、大人っぽいものまで、実に様々な作品が集められた短編集だったと思う。中でも、小池真理子の、「倒錯の庭」は、素晴らしい作品だったと思う。個人的にもっとも気に入ったので、別の作品にも触れてみたい。
私には深すぎて・・・ ★★★★☆
恋の切なさに浸りたくて、この本を読んでみたのですが、
登場人物の感情やその表現が、あまり一般的でなく
私には深すぎて、あまり切なくなれなかった・・・。
もう少し普通にせつなくなりたかった。
これが本当の恋の姿なのかもしれないけれど、
それを理解できなかった私は、まだ恋に幼すぎるのかもしれない。
この本を読んで恋のせつなさを感じられる女性は素敵だなあと、
他の方が書かれたレビューを読んで思いました。
ただ、本としては退屈することなく
あっという間に引き込まれ、読み終えることができました。
読むと確かに切ない・・・ ★★★★☆
血を流させてやりたい、殺してしまいたい、独占したい、倒錯の世界に浸りたい、回想に耽りたい、堕落にあらがえない・・・確かに恋のせつなさは、こんな感情と共存しているような気がします。10編ともとても切ない物語です。
こんなにも… ★★★★★
ありきたりな恋愛小説ではなく、
どこか考えさせられるような、深いものを感じました。
色々な作家さんが書いているので、その作家さんの本を読むようになるきっかけにもなりました。
10編それぞれ恋と呼べる。
現実離れしたストーリーの中にも愛を感じられる。
久しぶりにいい本に出会えました。