『美味しんぼ』 っぽくなってきた気がする。
★★★☆☆
登場人物のキャラとかストーリーとか諸々、いろんな面からすごく楽しめる漫画として愛読していますが、なんかこの巻はミョーに 『美味しんぼ』 ぽい気がしてしまいました。
個人的に違和感のある俳優陣でのドラマ化によって、作品を観る目がかなり冷めてしまったのが、マンネリ化した大御所作品を思い出した理由かもしれませんが。
次巻以降は、買うかどうかわかりません。
鰹節
★★★★★
鰹節の話がメインです。
おせん流鰹節のウンチク、究極の鰹節料理、
本場鹿児島へ渡って鰹節の作り方、製造業者の悩みまで、
「おせん」らしくて面白かったです。
おせんさんの活躍がまだなので次巻が楽しみ。(^-^)/
子供の頃に夕方になると、家にあった鰹箱で
味噌汁用に鰹節を削ったのを思い出しました。
なつかしぃ。
めずらしく巻またぎ
★★★★☆
前半は薀蓄話のない展開でした。
くっつくくっつかない、後継者がどうのこうの。
ああそうでしたかって感じ。
後半は「鰹節」のお話。
次巻に続いてます。
うちには鰹箱はないので、偉そうな話は出来ないのですが、
・厳選した鰹節を自分で削ってだしをとる
・厳選された材料のけずり節からだしをとる
・材料を気にせずけずり節でだしをとる
・厳選された原料で化学調味料なしの粉末だしを使う
・化学調味料入りの粉末だしをつかう
一番上はできません、一番下はやりません。
そもそもうちには化学調味料の入った食品はない、はずです。
そのときの余裕次第で粉末だしを使わざるを得なかったりもするんですが、やはり良い材料の削り節からしっかりだしをとると、煮物も吸い物も味が違うのは想像は付きます。
経済的にも時間的にも許されない部分はありますが、「ほんもの」のよさを知っているかいないかは大きいのでしょう。
経済的に余裕があるときに試してみたいものではあります。
2008年4月から
蒼井優さん主演(=おせん役)でTVドラマ化とのこと。
うーん。コミックス原作で原作を凌駕していたドラマって知らないですから。
唯一「ショムニ」はキャラ設定だけ借りて、ぜんぜん違う脚本にしちゃったおかげで「別物」として十分楽しめた記憶があります。
「フラガール」での尋常でない演技力で高く評価する女優さんなんですが、おせん役は正直きついでしょ。
というより誰がやっても難しいと思います。
若い頃の中村玉緒さんか、冨司純子さん、あるいは山口智子さんあたりはもしかすると嵌るかもしれない気がしていましたが。
おせんファン<蒼井優ファン
でしょうから、コアなおせんのファンが蒼井優さんの元から離れたところで、痛くも痒くもないのでしょうが。
両方のファンとしては、怖いものみたさというか、一度は見てみないといけないとは思っています。
変にグリコさんとの恋愛話に収斂されないことを祈ります。