ここでちょっとした疑問。
この問題を出す意図って何なんだろう?
この文章読解を出す理由は?
この良し悪しで何がわかるの?
コレをはっきりと明快に答えられる教師って何人ぐらいいるかなぁ・・・
でも、この本に言わせれば答えられて当然。
いや、むしろ答えれない先生は免職だ! 的な意見。
そうなんです。
テストというものは、ただ順位付けに終わるものではなく
あくまで学生のできる部分、できない部分をはっきりさせ
今後の教育へとつなげていくための手段なんです。
だからこそ、徹底的に問題を出す意図を考え抜き
その説明責任を果たす必要が教師には求められるのである。
今までの教育現場で、このような疑問を解消してくれた教師は
当然ながら誰もいませんでした。
だが、この疑問を明快痛快に答えてくれている本があります。
それがこの本。国語教師大村はまさんの講演を文章に落とした本。
今まで受けてきた教育ってなんだったんだろうって
改めて考えさせられました。
それだけこの本は、現在の日本における教育現場を危惧しています。
この本で大事だなって思うところを一言で表すと、
教師は学生以上に自己研磨続ける必要がある。ということ。
教育とは、次の世代を担う者を育成する重要な現場を監督すること。
だからこそ、今の日本にいるすべての教師と呼ばれる人たちに
この本を読んでほしい。
ものすごく勉強になりました。