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エリーゼ

価格: ¥3,150
カテゴリ: CD
ブランド: ユニバーサル ミュージック クラシック
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反面教師にすることはできるかもしれませんが… ★☆☆☆☆
フジ子・ヘミング女史は、感情に訴えかけるための様々なアプローチをしているようですが、音楽的には余り好ましくない部分が多いように思います。
フジ子・ヘミング女史には申し訳ありませんが、私には良さが理解できませんでした。
また、余りにも常識離れしすぎた演奏だったためか、それとも私の頭が固いだけなのかは分かりませんが、音楽論的に正しいとは思えませんでした。

感情だけで演奏するのではなく、譜面に記載される正しい速度と正しいアーティキュレーションで演奏することも必要だと皆様は思いませんか?
作曲家達は、演奏される音楽が本来持つ素晴らしさを最大限伝えられるよう、大切に大切に思いをこめて譜面を完成させたはずです。
その思いを勝手に捻じ曲げて解釈しては、いけないような気がするのです。

最後に、もしよければ他のピアニスト(「小山実稚恵」さんや「ユンディ・リ」さんなど)の演奏も聴いてみてください。
そうすれば、私の示した意味が大なり小なり分かるかもしれません。

私のレビューを最後までお読みくださり、ありがとうございました。
心の音楽、そして伝えるもの ★★★☆☆
かつてラ・カンパネラで名を馳せた彼女のピアノワークも幅広い内容となり、印象派や古典派にも積極的に取り組む姿勢が見られる。独自の演奏スタイルだが技巧的な曲においては、ややテンポが遅めと感じるであろう。しかしショパンにおいては格別の評価。技巧本位でなく、本来の純粋な響きを活かし聞くものを夢心地の気分にさせる。彼女の表現力は、ピアノを歌わせる行為に成功している。幻想即興曲では中間部及びコーダでは、これほどかと溜めて弾き、一音一音大切にし、まるで時間の流動を忘れてしまった感覚さえ覚える。
最新作 ★★★☆☆
フジ子・ヘミングさんのCD最新作は、リストでもなくショパンでもなく究極のピアノ名曲集と言うのになりました。
また別の角度からフジ子さんを聴けるCDだと期待しましょう。