「自分がこれまで気づいていなかった
新しいモチベーションアップ方法を探そう!」と購入した本です。

しかし、この本で紹介されていることの9割は既に経験済みで、
目新しい情報は得られませんでした・・・。

ブログが一般化して誰でも情報発信ができるようになった今、
本という形で人からお金をとるには
「常人とは一線を画す思考力や分析力、発想力を持っている」
「アンテナを高く張り巡らせており、
最先端の情報を入手していたり、
珍しい情報収集ルートを持っている」
「特別な経験をしている」
といった「人とは異なる能力・経験」がなければ
ならないと思っています。
それだけに、この本の内容はブログに書くレベルだと感じました。

また、各項目には「お役立ち情報」としてホームページや
おすすめ商品等が紹介されているのですが、
どれもメディア等に取り上げられて有名なものだったり、
ネットで検索すればすぐに見つかるようなものばかりで、
正直、「本を書くならもっと頑張ってほしい」と思います。
2008年3月に初版が出た本であっても、情報が古いです・・・。
この「お役立ち情報」は、情報収集力が
あまり高くない人向けだと思いました・・・。
(2009年9月読了)

とても楽しい本でした。
著者がノリノリで書いている様子が伝わってきて、
読んでいるだけで自分もわくわくしてきます。

見開き２ページで１項目と読みやすいレイアウトで、
写真も付いているので雑誌のように読めます。

著者にとっては上げスイッチでも
読者によって合う合わないがあるはずなので、
そのまま取り入れるというよりは
生活の中での考え方の参考にするといいかもしれません。

タイトルに引かれて購入しましたが、まったくの期待外れでした。

評価も五つ星と高かったので、信用していましたが、あまりモチベーションが上がるとは、

いえませんでした。人それぞれだとは思いますが、和みスイッチというタイトルの方が

合ってると思います。

私にしかわからないような、超個人的マニアックな上げスイッチがあるように、
人には人それぞれの上げスイッチがあります。
辛いとき、くじけそうなとき、ココロが弱っているとき、そんなときは
余裕が無くて、つい陰の方向に気持ちが向きがち。
でも、この本を読んで、そんなときこそ気持ちを明るく前向きに持たなきゃ！
と思いました。
楽しいときに見れば、もっと楽しくなれる。
辛いときに見れば、ココロに光がさす。
上げスイッチって、いつの時代にも通用する、誰もが持っているべき
スイッチなのでしょう。

日常の些細なことも、密かに自分の上げスイッチになっていたんだ！と実感。
ひとつの上げスイッチにそれぞれ写真が入っていて読みやすく、共感する部分も多かったです。

なんとなく気分がのらないとき、お気に入りの上げスイッチにふせんを貼っておいてチラっと見て気分を上げています。

最近増えている“心”の美容本の中でも、取り入れやすい方法を紹介している本ではないでしょうか。