終わり方としては綺麗かな?
★★★☆☆
またしても前作より数年が経過。主人公のキオはパパさんになってます。
残念なのはミモリがランスからガンランスに持ち替えたこと。前作での彼女の突進の高評価はどこへやら・・・。
家族を守るため、命を懸けてクシャルダオラと戦うハンター、そして父親を上手に描いています。終わり方なんかは綺麗かな?っと思いました。
でもこれじゃロッシィは全作通してイイところがないじゃないか(笑)
やはりパーティメンバー全員で戦って欲しかったかな。
前々作のモノブロスの延長に見えてしまうので。
満足
★★★★★
とても楽しめる内容だった 大事な人を守るために戦う主人公に 「大人になったな」 と言ってやりたい(笑
最後の終わり方も良かったし個人的には大満足!!
終わっちゃうんですね…(';ω;`)
★★★★★
氷上彗一先生のモンスターハンター小説の第5巻で、シリーズの完結編となります。
主人公のハンター・キオは、
第1巻:ドスガレオスに苦戦する新米ハンター(十代半ば)
第2巻:モノブロスを苦闘の末倒した英雄候補(19)
第3巻:シェンガオレン撃退を成功させた英雄(22)
第4巻:弟子や仲間と共にリオレウスに挑む師匠(仮)(25)
そして本作では、
第5巻:大切な人たちを守るため古龍クシャルダオラに敢然と立ち向かう父親(33)
…とハンター云々というより、一人の人間として成長しています。
第1巻から主人公・キオの成長が丁寧に描かれてきた本シリーズ。すでにシリーズ前作を読んできた読者の皆さんはキオの活躍を楽しみにされて、この本を手に取られると思います。
ですが、この作品のキモは、古龍『クシャルダオラ』の圧倒的な力だと思いました。
その力のすさまじさには、
「あら〜…○○ちゃん、けっこういいパンチもってんじゃねえか…(゚д゚)、ペッ」
…と殴られた親戚のオバチャン(元ヤンキー)のような気分にさせてくれますw
本作では、クシャルダオラとの戦闘が実に114Pにわたり描かれています。
仲間と協力し、今までの冒険で培ってきた力と知識と経験のすべてを賭して挑む主人公を、クシャルダオラは真っ向から受け止め弾き返します。
第1巻時、新米ハンターだった時からの強くなってきた過程を見てきた読者の方たちには、主人公の焦りや緊張、絶望がより強く感じられ、主人公が戦っている相手の強さ、強大さが伝わってくるのではないかと思います。
クシャルダオラとの戦闘を読み終わった後に来る『終わった…』感(爽快感や達成感、安堵感が混じったような感覚)は、シリーズの最後を飾るにふさわしいものと感じられました。
その感覚は、うまい表現ではないかも知れませんが、
モンハン(ゲーム)で、
勝てるかどうか微妙なまだ弱い装備で挑戦したモンスターに、
持てるだけ持っていった回復アイテム、罠、、閃光玉、爆弾etcを使い果たし、
2オチして、
残り時間1分を切って画面左上の時計が点滅した状態で、
討伐に成功した
…時のような感覚でした。
この感覚を私は、モンハン無印(オフ)で、初めて雄火竜『リオレウス』を倒した時以来、久々に味わうことが出来ました。
長く書いてしまいましたが、モンハンのファンの方には特に、そうでない方にもお勧めできる作品だと思います!…といつもなら締めるのですが、やはり、モンハンのファンの方に読んでいただきたい作品だと思いました!
最後に、P248〜251!
ここの演出が大好きです! 自分も作品の中に惹き込まれたような感覚に襲われますよw
おもしろいですよ!
おもしろいですよ!
(大切なので2回言った)
おもしろいですよ。゚(゚'Д`゚)゜。ウァァァン
(完結する悲しさに泣きながら言った)