なんだろう、この違和感は…
★★★☆☆
氷上 慧一の描くモンスターハンターのノベライズ第2巻
討伐モンスターは、ドスイーオス、ババコンガ、ゲリョス、モノブロスと前回より若干ランクアップ。
読み終えた満足度は、普通より低め。
読み終えた時に、まるでクエストをクリアしたかのような高揚感がないんだよなぁ。
なんだかスッキリしない違和感が…、
それは、クエストがほぼソロ討伐のような感じで、仲間との絡みがほとんどないことが原因かなと感じました。
仲間のハンターに関しては村の中の会話で、性格などは掴めるけれど、
一方クエスト時には会話も余りなく、ほぼソロ討伐のような感じで進行するため、狩猟スタイルのアピールなど、
その存在が生かされてないのが残念なところ。
そのためゲームプレイ時にコントローラーを手放してチャットで支持や助けを出したり(その間も飛竜の動きに気を配りながら)
といった緊張感のある白熱した感じが足りないと感じました。
あとがきに作者自身オンラインプレイ未経験っぽいことが書かれています。
それも原因なのかなぁと。
・良かった点として、
テッケンを装備した老ハンターが出てきたところです。
実際には戦わないのがもったいない!是非テッケンで戦うところを描いて欲しかったなと感じました。
こういった奇抜な装備のハンターに出会うのもMHの醍醐味かなと。
既に3巻の構想もあるようで。
3巻こそ、これぞモンスターハンターってのを期待したいですね。
しつこいようですが「ゆうきりん」の続編も待ってます。