セールスは普段の何気ない日々の習性、行動の延長線上にあるという、実に、人として基本に立ち返った内容だと思う。
読み手によって響き方、響くページが、かなり違ってくるだろう。
人それぞれ感じる箇所、ページを追求する中で、心がけ、行動が変わってくるだろう。
まさに、自分をいかに成長させるかを記す一冊だと思う。
たまに、手にとってパラパラッとページをめくると、自分を軌道修正することができる。

１度や２度だけ読んでも、各項目のその本当の意味は分かりません。
時間をあけて、定期的に再読すると新たな発見があります。
８８個の反省と完成を感じながら、その繰り返しの検証が楽しくもあります。


文中に千田氏が自分自身を「底力がちがう」と豪語しています。
人によっては嫌悪感を抱くかもしれません。

しかし、本当に底力が違います。
その源は、神様からもらった「才能」というギフトを活かし、如何なく
発揮しているからです。

それは誰もが持っているが、その「才能」は人それぞれ違う。
セールスという才能があるかないかは、同時に「他の才能」があるのでは、
にも通じるという逆説的なことを教えてもらえる一冊です。

さらに逆説的なこといえば、この本の「あり方」「スタンス」を身に付けられれば、
もはや「セールスパーソン」でもなくても良い、ということも言えそうです。

以前、書店で購入した一冊は常に私のカバンの中に入っており、仕事の合間や電車の中で何度も読んでます。
最近読んでいて気付いたことは、何度も繰り返し読むことによって意識しなくても行動が「勝手に」変わっていくということです。

ホント不思議な本です！

千田さんありがとうございます！

セールスパーソンにとって大切なことというよりも

人にとって大切なことを語られている

語られている内容の全てが物事の本質を見事に突いているだけに

本書は１０年経った後に読み返しても内容が色あせていることはないだろう

分りやすいの一言。今までの著作より、細部を伝えることに重きを置いた本であると思う。
切れ味の鋭さは益々冴えています。内容については100点評価の人と0点評価の人に分かれるかもしれない。そう言い切れるのは、それほど鋭い言い回しをしているからである。
読んで100点の評価したし人は、次はCD、そして生の千田氏の話を聞くと良いだろう。
圧倒されて大ファンになるか、二度と会いたくなくなるか、どちらかだろう。
会いたくなくなる人は目の前の問題から逃げている人か、問題点の根本が見えていない人のどちらかだと思う。