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センチメンタル・シカゴ (ハヤカワ・ミステリ文庫)

価格: ¥882
カテゴリ: 文庫
ブランド: 早川書房
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シリーズ3作目 ★★★☆☆
 女私立探偵V・I・ウォーショースキーの伯母の働く修道院の金庫の中の株券は偽造株券だった。一体誰がすり替えたのか? 母親に冷酷な仕打ちをしたを伯母を許せないでいるウォーショースキーだったが、身内の為であるので伯母からの調査の依頼を渋々引き受けた。しかし調査を始めたばかりなのに今度は突然に調査を止めてほしいと言ってきた叔母。それに事件を調査中だったFBIも手を引いたらしい。気に出したら止まらないウォーショースキーは自力で調査を続行する。聖職者の聖域であるはずの修道院に一体どんな陰謀が隠されているのか!? そんな時、ウォーショースキーの友人である証券ブローカーの女性が何者かに殺された。そしてウォーショースキーは謎の男から脅迫を受け、危うく硫酸をかけられそうになる。
 
 不眠不休で最も危険な調査を続けるウォーショースキーの姿には敬意を感じる。あまりにも危険な調査だった為、父親的な友人ボビー・マロリー警部補をとうとう怒らせてしまった。
地味そうな事件ながら、なかなかアクションが… ★★★★☆
伯母が熱心に働いていた修道院から偽造株券が発見され、嫌疑を受けてしまった。母に冷淡だった伯母は助けを求め、ヴィクは渋々調査を開始した。ところが唐突に伯母の側が調査中止を求め、そうしている中で情報提供を求めた友人の証券ブローカーが殺害されてしまう。偽造株券を巡る陰謀が繰り広げられる中、ヴィクは何度も危険に晒されながら陰謀を暴く…

シリーズ中、最もアクション映画風な要素がある作品だと思う…