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レイクサイド・ストーリー (ハヤカワ・ミステリ文庫)

価格: ¥756
カテゴリ: 文庫
ブランド: 早川書房
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出来はイマイチ ★★☆☆☆
ウォーショースキーシリーズでも、かなり出来の悪い部類に入ります。

登場人物がやけに多い割に、それぞれの書き分けは出来ていないし、話の進め方がとろくさくて一向に進まず、フラストレーションが溜まります。
終盤は、どこぞの火曜サスペンス劇場もびっくりのやっつけ展開。こんなんでよく編集と出版社がOKしたなと思ってしまいます。

このシリーズは、他の作品のほうがずっと面白いので、そちらを読んだほうがいいでしょう。
ハードな女探偵稼業 ★★★★☆
 女私立探偵V・I・ウォーショースキーのいとこブームが埠頭から落ちて死んだ。その死因に疑いを抱くヴィグは自ら調査を開始した。ブームは穀物会社に勤めており、死ぬ直前に上司と口論していたという噂を聞いた。それにブームの恋人だったペイジ・キャリントンという女性も何か胡散臭い。ある日、ヴィグがブームの住んでいたマンションを訪れると、部屋は家探しされ警備員が殺されているのを発見する。そして今度はヴィグの車に仕掛けがしてあり、危うく彼女は交通事故で死ぬところだった。やはり何者かの悪どい陰謀が渦巻いているように思われる。さらに今度はヴィグが乗船中の貨物船に爆薬が仕掛けられ、閘門通過中に船は大爆発を起こした。シカゴの海運業界をパニックに陥れた陰謀をたったひとりで暴く女探偵の捨て身の活躍は・・・。

 とにかく女探偵ヴィグのその活躍ぶりが凄い! タフガイ探偵顔負けの程に彼女は行動派だ。ハードな調査でクタクタなのに男性と酒場へ行き、ワインに酔っていつの間にか前後不覚になって外泊してしまうなんてエピソードもある。やたらと人が死ぬ場面があるので一種のホラーっぽさがあるのはちょっとキワドイ。リアルで社会性のある事件。映画的な物語展開。女もここまでやるのかという驚き以上に、ここまでやるか!?というショック。かなり現実的な恐怖もあって恐い作品だ。
いまいち乗れない ★★★☆☆
主人公V.I.のキャラが立ってないので、いまいち乗れず。
ストーリーも登場人物の多さと海運業を舞台とした展開が
少々わかりづらく感じました。
女流探偵の極み ★★★★★
V・Iシリーズ第二作。
今回もV・Iこと名探偵ウォーショースキーが大奔走。
恋はするけど、束縛されるのは嫌い。
部屋の中は乱れ放題だけど、食べ物にはうるさい。
請求書は払わないけど、飲み屋のツケは払う。
女探偵V・Iのこだわりが各所にちりばめられた好作品。
そんなV・I、客観的に見ると最高なんですけど

いざ本人と付き合うとなると振り回されるだろうなぁ・・・

スピーディーな展開 ★★★★☆
多読の材料として買ってみました。

女私立探偵がいとこの死に疑問を持つところからストーリーが始まりますが,展開は非常にスピーディーで,あっという間に読んでしまいました。

ただ,一方で,展開が早すぎて「あれ?これ誰だっけ?」ということにもなりやすいかもしれません。登場人物がたくさん出てきますし,人物描写,説明に注意しないと,後で分かりにくくなるかも。なので,ストーリー展開はそれなりに面白かったものの,星は4つにしておきます。

雰囲気的には,2時間ほどのサスペンス映画を見ている感じです。