インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

ホワイトアウト (新潮文庫)

価格: ¥882
カテゴリ: 文庫
ブランド: 新潮社
Amazon.co.jpで確認
文句なしにおもしろい! ★★★★★
ずっとこの作品を誤解してました。

雪山の極限状態。
結末は、仲間を見事助けて美談に終わるか、
仲間を見捨てて生き延びてしまった葛藤かの、
2つに1つじゃないか。
なんてありきたりな作品なんだ。
読む前からわかってると。

とんだ誤解でした!
壮大なテロ事件。
にもかかわらず実際に起きそうなリアリティがある。

テロという政治や社会問題を扱ったものと思うけど、
そこには一人一人の人間ドラマがしっかり描かれている。

一挙に読めました!
ものすごいおすすめ小説です。
お腹いっぱいになるアクションノベルの傑作 ★★★★☆
本屋大賞1位はダテじゃない。静かに始まるこの小説は途中からの佳境は凄まじいまでの展開を見せる。登場人物は全員がキャラが立ちまくっていて感情移入もものすごい。ちょっと主人公が幸運すぎるところが荒唐無稽だけど、そんなことは感じさせないほどの筆力は、たっぷり4時間楽しめる骨太のアクションは読後感も最高。
類似の小説に、東野圭吾さんの「天空の蜂」があるが、こちらも面白い。発電所テロという共通項はあるものの、ホワイトアウトはアクション性が強く、天空の蜂はトリック(技術)が読ませどころ。
映画化されているが未視聴。この本だけのイメージだとハリウッドでの映像も十分に可能な、壮大なスケールのこの小説、とっても面白いです。
ファンになりました ★★★★★
表現力がすばらしいです。
山屋で電気系技術者の私としては、ちょっとおかしいんじゃないのと突っ込みたくなる箇所もありますが、その辺を差し引いて余りある圧倒的な迫力。
絶対支配的な自然、それに対抗する巨大な人工構造物、そこでうごめく意思ある人間、の対比も見事。
引き込まれてしまいます。
主人公たちの心象描写がよかったかな。 ★★★★★
奥遠和開閉所に勤める富樫は遭難者を救うために親友の吉岡と嵐の中、冬山に入る
しかし、思わぬハプニングから、吉岡が傷つき、富樫一人で戻ることになるが
コンパスを落としてしまうというミスから、戻る事が出来ず
結局、吉岡を死に追いやる事になる。
それから一年後、吉岡の婚約者の千晶が、吉岡の思い出を追って奥遠和にやってきたが
しかし開閉所はテロリストたちにのっとられる。

雪深い山奥のダムというクローズドサークルの中で、富樫とテロリストそして千晶など
複数の人たちの思いが複雑に交錯する中で、主人公は一人でテロリストたちと戦う事を選ぶ
それは自分のミスから死なせてしまった親友への償いでもあった。
こんな感じで物語は進みます
一人で悲壮な覚悟で戦う、主人公の姿は非常に魅力的です

冬山という環境で重視される風景の描写は弱いですね。
それが少々、残念です。
登場人物たちの心象描写はけっこうよく出来ています。
一番によかったのは、冬山のダムの開閉施設という、特殊な設定をしっかりと書いている事でしょう
作品を書くにいたって作者はかなりダム施設のことを調べていると思います
面白くないです。 ★☆☆☆☆
映画も最低の出来だったがそもそも何故こんな出来の悪い小説を映画化しようとしたのか理解に苦しむ。山岳小説としても新田次郎には遠く及ばない。
むしろ震源の方をお勧めする。