母学 赤ちゃんを知る。そして母になる。
価格: ¥2,700
本書「母学」の副題には、「赤ちゃんを知る。そして母になる。」とあります。人は妊娠し、出産をすることでおのずから「母」になるのではない、赤ちゃんとのきめこまやかなやりとりを通して「母」になる、言い換えれば赤ちゃんに導かれて「母」へと成長していく。そのことを、本書は生物学、医学、心理学の知見を裏づけにして、わかりやすく説明しています。「母になるためには何を知らなければいけないのか」国立小児病院 院長を務めた小児科医が未来のお母さんに捧げた「母になるための必携書」です。
序章 未来のお母さんへ ―赤ちゃんとお母さんには、ヒトの進化の過程で獲得した「育つプログラム」と「育てるプログラム」が備わっている―
第1章 おなかの赤ちゃんを知る ―胎児の心と体のプログラム―
第2章 生まれた赤ちゃんを知る ―新生児の心と体のプログラム―
第3章 そして母になる ―母の心と体のプログラム― 第4章 感覚器のコミュニケーション「母子相互作用」で赤ちゃんはすくすく 育つ ―心と体のプログラムのスイッチを入れる―
第5章 五感を刺激する感性の情報「やさしさ」で生きる喜び一杯に ―感動の心のプログラムのスイッチを入れる―
第6章 教育と学習 ―学びの心のプログラムと意欲の心のプログラムにスイッチを入れる―
第7章 母と子の「きずな」を分娩後1~2週間でつくる ―「母学」卒業―
最終章 赤ちゃんを定義する
子どもの時代の時間的区分