設計工学の真髄
★★★★★
実際に役立つ設計工学とはこういうものだということを、「実際の設計」シリーズは教えてくれる。
「続」が、知識とデータに絞って記述しているのも、うなづける。
要素技術を知らずに、設計はできないからだ。
設計よもやま話で、「技術者にも経済的な視点が必要」とあるが、
工学とは科学と経済学の交わったものだという理解でいたので、さもありなんと思った。
日本機械学会の中核人材のコースを名城大学で受講した際にも、本書で得た知識は役立った。
図表が多く、現場で役立つ。少し古くなったが、まだまだ現役。