安心のクオリティー。「家」シリーズ三作目
★★★★☆
本作は「禍家」「凶宅」につづく、「家」シリーズ三作目であります。
そんなに長くないので、さくさくと読み進めることが出来ます。
本作が前二作とは異なっているところは、
(1) 主人公が「女の子」に変わったこと
(2) 舞台装置が「家」から少し離れ、特殊な建築物となったこと
などがあり前二作とはまた異なった気持ちで読み進めることになります。
「〜の如き」シリーズとは違い、「家」シリーズはミステリ寄りのホラーといった雰囲気が濃い作品群です。
ホラーの抱える訳のわからない恐怖、非論理性とミステリに求められる論理的整合性は互いに相容れないようにも思いますが、
相変わらずの安定したクオリティで一気に読ませてくれます。
真相がよみやすいのがやや難か・・・と思いましたが、それはそれ。
シリーズの「味」とも言える、シリーズを支える「安定感」の一部と思えばそれも一興です。
「禍家」「凶宅」と買ってきた方は是非シリーズ最終作という意味でもおすすめします。
これが初めてという方は、(特に問題はないですが)、3作目の本作から読むよりは、1作目から順に読むことをどちらかといえばオススメします。
((追記))
氏が明言していなかったため、「最終作」→「三作目」と書き改めました。
安心のクオリティー。「家」シリーズ三作目
★★★★☆
本作は「禍家」「凶宅」につづく、「家」シリーズ三作目であります。
そんなに長くないので、さくさくと読み進めることが出来ます。
本作が前二作とは異なっているところは、
(1) 主人公が「女の子」に変わったこと
(2) 舞台装置が「家」から少し離れ、特殊な建築物となったこと
などがあり前二作とはまた異なった気持ちで読み進めることになります。
「〜の如き」シリーズとは違い、「家」シリーズはミステリ寄りのホラーといった雰囲気が濃い作品群です。
ホラーの抱える訳のわからない恐怖、非論理性とミステリに求められる論理的整合性は互いに相容れないようにも思いますが、
相変わらずの安定したクオリティで一気に読ませてくれます。
真相がよみやすいのがやや難か・・・と思いましたが、それはそれ。
シリーズの「味」とも言える、シリーズを支える「安定感」の一部と思えばそれも一興です。
「禍家」「凶宅」と買ってきた方は是非シリーズ最終作という意味でもおすすめします。
これが初めてという方は、(特に問題はないですが)、3作目の本作から読むよりは、1作目から順に読むことをどちらかといえばオススメします。
((追記))
氏が明言していなかったため、「最終作」→「三作目」と書き改めました。