就学前の子どもたちの、このプレイハウス・ディズニーの永遠のお気に入りを言葉で表すとしたら、『テレタビーズ』と『ジェットソン』をあわせたもの、と考えるといい。ミスター＆ミセスポリー、6歳のオリー、妹のゾウイー、そしておじいさんのパピーからなるこの愛すべき伝統的な家族は、アンテナとガラスのような目、そしてヌードルのような腕をもった毛のない生物で、生きた電気製品に囲まれたカラフルなストライプの、コンピューターアニメのおうちに住んでいる。わかったかな？ 両親たちがこの番組のどこが面白いのかと頭をかく一方で、就学前の子どもたちは、和やな筋書きやわかりやすいエンディング、そして入念に考えられた速度からなるこのエミー賞受賞作品に夢中になっている。ほとんど恐いところがない3つのお話から、この楽しいムードの24分間のビデオは構成されている。チャーリー・ブラウンに巨大カボチャがあるとしたら、オリーには彼が"The Legend of Spookie Ookie" （スプーキー・ウーキーの伝説）のお話のなかで夢みた、大きなオレンジの"スプーキー・ウーキー"がある。"OoohScary"のお話のなかでは、オリーとその友達ビリーは、ゾウイーを心底怖がらせてやろうとするが、恐怖の震えは彼らにとりつきに戻ってきて、ゾウイーを喜ばせる。そして"Zowie Queen of the Pumpkins" （カボチャの女王ゾウイー）のお話では、ゾウイーがカボチャ畑で真夜中の友人に出会った時、毎年恒例の"スプーキー・ウーキーの日"が、スプーキーのちょうちんたちと一緒にダンスをする楽しい思い出になる。2歳から5歳向け。（Lynn Gibson）