プレイハウス・ディズニー（就学前の児童向けの作品を集めた朝のTV番組）の定番「ローリー・ポーリー・オーリー」は、50年代のコメディ・ドラマに出て来る家族と、子どもが夢中になる気のきいたロボットものを組み合わせた、センスがいいコンピューター・アニメ番組。アンテナが付いた丸い顔を持つ生きてる機械の家族のオーリーたち一家は、「宇宙家族ジェットソン」と「Peewee's Playhouse（未）」の優れた部分を持つエミー賞受賞作の登場人物たちだ。クリスマスの季節の話が3つ入った24分のビデオの主要なキャラクターは6歳のオーリーと妹のゾーイーとその両親。「Starry Starry Night」では、おじいちゃんの古い飾りが思いがけず壊れてしまう。オーリーは妹と2人で起きてクランキー・クロースを待っていれば、壊れた飾りを直してもらえるかも知れないと考える。「Snowie」では、オーリーの雪だるま人形が雪の中の楽しい冒険で活気づく。そして、「Jingle Jangle Day's Eve」でパパが「The Night Before Christmas（クリスマスの前の晩）」という詩を読むが、かなりの数の妙な書き換えをされてしまう。（Doug Thomas）