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復刻 国史概説 下                                  戦前、「国体の本義」「臣民の道」などと並び、文部省によって編纂された、皇国史観に基づく歴史教科書である。

価格: ¥3,000
カテゴリ: 単行本(ソフトカバー)
ブランド: 呉PASS出版
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A5版、414ページ。旧漢字、旧仮名遣いを、新漢字、現代仮名遣いに改め、読みやすくなっています。「国史概説」は、大東亜戦争最中の昭和十八年、文部省の編纂により公刊された。現在の国家公務員第Ⅰ種試験に当る、高等文官試験の試験科目に、「国史」が採用されたことから、その教科書として文部省教学局が編纂したものである。穂積重遠、和辻哲郎、田辺元、平泉澄など、錚々たるメンバーが編纂部に名を連ねた、所謂「皇国史観」に基づく歴史概説書である。 「皇国史観」は、戦後の歴史学会からは誠に評判が悪いが、戦後を支配した唯物史観、階級闘争史観はどうなのか?例えば、戦後教科書では、織田信長の比叡山焼き討ちは、横暴な支配者による宗教弾圧として描かれるが、その背景には宗教勢力の武装化、政治化、そして所領での治外法権的支配、一揆の扇動などが背景にあり、本願寺等とともに、その威勢は侮りがたいものであった。しかし、戦後教科書では、それらをすべて無視して、支配者による弾圧として描くのである。その他の判断は読者にお任せする。下巻では、江戸時代から大東亜戦争勃発までが描かれる。戦後教科書ではあいまいな、帝国日本が戦った近代戦や国際関係、例えば日清戦争、日露戦争、シベリア出兵、満州事変、支那事変、大東亜戦争などが、なぜ惹き起こされたのか?それらの問いに、明確に答える。胸にストンと落ちる記述である。戦前の日本人が、世界をどのように見据えていたのか、ぜひご自分の目で確かめていただきたい。