マペットたちが、言葉についてのお芝居を上演する（分かるかな？）。「セサミストリート」スタイルの読み方のレッスンに適した構成方法だ。プレーリー・ドーンが、あらゆる年齢向けのボードビル・ショーを監督し、麦わら帽子をかぶったバートとアーニーの話すお決まりのジョークと、絶好調のパイ投げマシーンも見られるので、ベタベタ、ツルツルの楽しさを期待しよう。舞台裏で小道具の事故が突然起こったり、フィナーレに現れない者がいたせいで韻をふむ練習が始まったりし（“Oh, no, Hoho is a no-show!（とんでもない、ホーホーが現れない！）”）、さらに、フェミニズムを讃える歌「I Am Woman」（「私は女」）をニワトリがマネる「I Am Chicken」など、TVシリーズからの映像もたっぷり収録している。エルモは、仲間モーとフローと一緒に歌をうたって、感動的な（代わりの）フィナーレ「We Got the Need to Read」に参加。「セサミストリート」を見るにはもう大きすぎると思われる幼稚園児たちも、文字を読み始めた子どもたちを対象としたチャレンジの数々に、まだまだ引き込まれるかも知れない。2～6歳向け。（Kimberly Heinrichs, Amazon.com）