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土壇場 (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)

価格: ¥870
カテゴリ: 文庫
ブランド: 二見書房
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もう少しだけ・・・(>_<) ★★★★☆
シリーズ3冊目のこの作品を読んで改めてコールターの
虜になっちゃいました。今回はシャーロック&サビッチ夫婦が
脇役なので特に期待せず読み始めたのですが、やっぱり面白かったです。
脇役でも二人は良いコンビネーションで犯人を追い詰め
自白に追い込んだかと思えば、相変わらずラブラブの
イチャイチャで、尚且つ愛息子を自慢する親バカっぷりには
笑わされました。
勿論今回の主人公たち、デーンとニックもナイスコンビ!
熱烈に恋に落ちるのではなく、同じ時間を過ごしながら
徐々に惹かれあっていく感じがまたドキドキさせられました。
ただ!もう少しだけ二人のロマンス部分が濃ければ☆5つにしたのになぁ・・・。
スリーリー的には二つの事件が絡み合っていて、怪しい人物が大勢の中
「犯人こいつかよ!」と驚きました。今回も十分に楽しめる作品でした。
次のシリーズ作が待ち遠しいです♪♪
デーンとニック ★★★★☆
今回はシャーロック&サビッチのSSコンビが脇役にまわっています。
それでも今作の主人公デーン・カーバー捜査官と謎の浮浪者ニックが凄く魅力的なキャラでSSコンビのファンでも楽しめます。
今作の連続殺人事件は前2作に較べるとやや小粒な感があるけど、2つの事件を絡ませて読んでいるものを惹き込むのはさすがって感じです。
このシリーズも3作目に突入したわけですが、全米では8作目に突入しています。
日本では3作目に翻訳された今作も実は全米で発売されてる7作目なんですね。
やっぱりファンとして順番に読んでいきたいです。
最後の最後までハラハラドキドキ ★★★☆☆
FBIシリーズの邦訳第三弾。
サビッチの部下のデーンが主人公で、最後まで二転三転する
サスペンスの面白さは相変わらずです。
ホームレスというのは宿なしでさえあれば、どんな教養のある
人物でもどんな美形でもなれるのだなと、変に納得してしまいました。
ただ、デーンの兄を殺した犯人と、ニックの抱えていた問題の

二つの要素があまり関連していないのが、サスペンスのプロットとして
どうかと思ったのも事実です。
第一作の「迷路」では全ての筋がピッタリ一本に繋がっていたので、
ストーリー的には「迷路」に一歩半及ばないかなという感じがしました。

今年のいちおし ★★★★★
今回はFBI特捜班のサビッチの部下デーンと、命の危険を感じホームレスとして身を隠すニックが主役。舞台はハリウッド。脚本家・プロデューサー・政治家・引退した元警官など出演陣も様々。犯人の設定が意外な人物でサスペンスをしっかり楽しめる。相変わらずサビッチ&シャーロック夫婦のホットな関係も「ニヤリ」とさせてくれる。早くも次回作が待ち遠しい!!