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レッド・バイオリン [DVD]

価格: ¥5,040
カテゴリ: DVD
ブランド: 東宝
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   モントリオールの競売で赤く塗られたヴァイオリンが売りに出される。このヴァイオリン、実は4世紀にわたってイタリア(1681年)、オーストリア(1792年)、イギリス(1893年)、そして中国(1965年)とさまざまな国々を転々としてきたものであった…。
   カナダのフランソワ・ジラール監督が、持ち主を代えていくヴァイオリンに時を超えた人間の機微を託しながら描いた大河的ヒューマン映画であり、5つのエピソードを連ねながら壮大なドラマが奏でられていく。そうした合間に現代のオークションのシーンがくどいほどに繰り返されるが、その意味がラストで明らかになる趣向もうまい。アカデミー賞音楽(オリジナルミュージカル・コメディ部門)賞を受賞したジョン・コリリアーノと、ヴァイオリン・ソロのジョシュア・ベルによる劇中の音楽の数々もミステリアスな運命のドラマに拍車をかけている。(増當竜也)
ずっと心に残っています ★★★★★
ずいぶんと前に観たのに、ずっと忘れられず、レンタル店でもほとんど置かれていなくて残念に思っていました☆
とても迫力のある映画で、時代背景や風景など、大きなスケールを感じます。
音楽も素晴らしくて、引き込まれます。
今、自分がいるこの「時代」そして「人の思い」についてしみじみと感じ・・・
手元に置いておきたい映画です。
ずっと残る作品だと思います。
素晴らしい「物語り」 ★★★★★
本作の見どころは、オリジナルとは思えない美しい音楽と一流バイオリニストによる演奏、
そして巧みな「物語り」である。
17世紀の製作現場から現代のオークション会場まで、三百年以上にわたって一つの名器が
旅してきた道のりを描くストーリーは、一本道ではない。しかしこの映画は、現在と過去を
行ったり来たりしながらも観客が混乱しないよう、その壮大な「旅」を見せてくれる。

  名匠の手になると言われるバイオリンに隠された大きな秘密とは?

  オークションに参加する人々が背負った物語とは?

  そしてオークションの行方は?

一見バラバラに見えた糸を見事に一つによりあわせていく見事な監督の手腕には、
脱帽するしかない。
そして落ち着くべきものが落ち着いたと言った趣向の結末には、実は「旅」が終わる
ことはない、という暗示が込められてもいるようだ(現実にはあり得ない結末のような
気もするが、ひとつの物語としては非常にきれいな終わりかたである)。

技術的にはおかしいと思われる部分も散見されるが、物語りのあまりの巧みさにそれも
忘れてしまえる。時には“悪魔的”とも形容されるバイオリンという楽器の妖しい魅力を、
目と耳と物語から見せつける作品にもなっていた。
なんだが年代物の楽器を触るのが怖くなってしまうような一本でもある。
美しくて引き込まれる物語 ★★★★★
美しい旋律と映像。
アマデウスと雰囲気が似てるように感じましたが、
これはバイオリンとそれに関わる人間達のドラマです。
時を越え、時をさかのぼり、繰り返し人を魅了するバイオリン。
でも、幸せになれるかはわからないのです。
何度見ても… ★★★★★
以前、初めてこの映画を見た時、何て美しい映画なんだろうと思いました。監督が、音楽ビデオの監督だと聞いて納得です。この映画って、ジョシュア・ベルの音楽ビデオでもあるんじゃないでしょうか。(麗しいお姿があまり拝見できないのは残念ですが。)

最近、裏話などを聞いてから再度見て、新たな感動を覚えました。例えば、バイオリン工房のシーンに出演している弟子は本物のバイオリン職人だとか、薄幸の美少年カスパー役の子は、実際にバイオリンの天才少年で今もバイオリニストとして活躍しているとか、ポープの演奏場面ではジェイソン・フレミングの後ろにジョシュア・ベルが立って二人羽織状態で演奏し撮影した、とか、ジョシュア・ベルが演奏会の脇役として出演している、とか…もう、際限なく繰り返し見てしまいます。
バイオリンをめぐる歴史絵巻 ★★★★★
1台のバイオリンの持ち主たちをめぐる17世紀イタリアから現代に至る物語が、時間を行き来しながら描かれる。
これは「幸運のバイオリン」の話ではない。持ち主たちはみなこのバイオリンの魔力に翻弄され、数奇な運命をたどる。バイオリン自体もヨーロッパを転々とし、最後は中国で文化大革命に巻き込まれることになる。
まるで壮大な歴史絵巻物を見ているようで、見ごたえがある。