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図説 アメリカ軍が撮影した占領下の日本[改訂新版] (ふくろうの本)

価格: ¥1,680
カテゴリ: 単行本
ブランド: 河出書房新社
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民主化日本の原点を伝える貴重な資料 ★★★★★
 六年間の占領下の日本の真相を伝える、米軍撮影写真集である。
「世紀の写真」となったマッカーサー元帥、厚木に着くパイプ姿から始まる。第一生命ビルGHQの総司令部(牙城)となる。戦艦「ミズーリ」艦上の降伏調印式。昭和天皇のアメリカ大使館マッカーサー訪問(屈辱的?)。人間天皇地方巡幸へ。戦後初の総選挙、史上初の婦人議員の誕生。活発化する労働運動デモ行進。地主追放を狙ったGHQの農地改革。日本の新憲法公布。皇居前広場を埋めた占領米軍。新憲法施行、天皇は日本国の象徴となる。A級戦争犯罪人に判決。対日平和条約調印、日本念願の独立へ。貴重な数百枚の写真を掲載。
 多くの写真が問いかけている「占領史」 。一つの国が崩壊した後の復興、創世。民主化日本の原点を伝えるものとして貴重である(雅)
終戦ではなく「敗戦」です ★★★★☆
本重量約500グラム。初版発行95年。1945年の無条件降伏から連合軍が占領していた6年間のモノクロ写真集。撮影はGHQ/SCAP写真班と米陸軍、米空軍のカメラマン。場所は東京が多い。目次は第6部に分かれ、一年間が1部となっていて年表と解説が見開きで付く。悲惨な写真はほとんどない。味わい深いのは日本人の生活と米兵を見るまなざし。よく生き残ったという感慨と米兵を初めてみる驚きと羨望がよく出ている。やらせの感もあるが平和な時代がきた雰囲気がにじみ出ている。編集の視点に偏りも感じないし、視覚から「敗戦」を理解するにはよくできた写真集。