デスモンドは理屈をつけずに流すべし,
★★★☆☆
60年代の一連のRCAからのデスモンドのイージーリスニング路線、63年「テーク・テン」、64年「ボッサ・アンティグア」、66年「イージー・リビング」の最初のアルバム(61年録音)。他の3枚に比べ、出来は今一つという感じだけど、なんたって「マイ・ファニー・バレンタイン」「イール・ウインド」「アイヴ・ゴット・ユー・アンダー・マイ・スキン」など曲がいい。ジャケットの写真もミステリアスで美しい。デスモンドは理屈をつけずに流すべし。深夜、バックに流すと酒が進む進む。誰かを口説く時にもいいかも?
(松本敏之)