時のかなたの恋人
★★★★★
ダグレスは結婚したい気持ちがいっぱい。
そんな気持ちが先行しすぎ、恋人に足元を見られてしまう。
それでも献身的に尽くせば彼から必ずプロポーズされると信じていた。
しかし、彼に旅先で捨てられるという現実が・・・。
「私はどこがまちがっていたの?」と彼女は悲しみのあまり教会近くの墓地で泣き崩れた。
すると突然、400年前からタイムスリップしてきた伯爵と名乗る男が現れる。
その彼との巡り合いによって、ダグレスは自分自身を徐々に取り戻し始め、タフな愛の冒険が始まって行く。
幸せを相手に求めるのではなく、引き寄せるもの。
自分次第で愛も人間関係も変わっていく。
こんな時代だからこそ、夢をもって読んでいただきたい。
そして、自分が変わる勇気をもらっていただきたい一冊です。
絶対ロマンス金字塔
★★★★★
私はこの本を読んでから、十年以上たちます。 この本は何と、文刊新潮に紹介されていたのです。それから、いわゆるサンドラ・ブロック・ノーラ・リンダ・リサ・など読みましたし、パラノーマル部門も読みましたが、この本は最高だと思います。文句無し! この本みたいな気持ちになるのは「風と共に去りぬ」とかかな〜
タイムスリップの旨み
★★★★☆
初めてこの人の作品を手に取ったが、あまりに面白くて一気に読んでしまった。
都合が良すぎるのでは・・?と思う場面もチラホラではあったが、そこはロマンス物と言うことで、あまりつっこまずにも十分に楽しめる。
全体的には2分割できる内容で、現代と過去と両方が十分に書かれている。現代の女性が過去にタイムスリップした時の心情から困る事までエトセトラ、そして現代に戻っての感じるギャップも興味深かった。私達には想像するしかない過去の世界、もし自分がそこにいたら、と思ってみるのもまた楽しいのではないだろうか。
恋をしたくなります!
★★★★★
現代と過去を織り交ぜて、繰り広げられるラブストーリー。
こんな素敵な恋をしたいと思わせてくれます。
ある老婦人が、「私もまた恋がしたくなったわ!」と漏らす
ほど、女性なら誰しも憧れるストーリー展開です。
忙しい働く現代女性に読んでいただきたいです。
一本の映画を見終わった感じです。
★★★★★
本当に面白い作品です。読み終わったときにはまるで、一本の映画を見終わった感覚にとらわれます。ページをめくるたびに次が気になりページをめくるたびにもう、ダグレスとニコラスともお別れかと憂鬱になります。できれば、ずっと話が続けばいいのにと思う作品です。
また、過去と現在のイギリスが事細かに描かれてます。当時の生活様式から身につけている物までこの作品でイギリスについて知らないことがたくさんあることに気付きます。
一つジュード デヴローの作品で、面白いところが最悪の男が絶対に登場するということ。読んでてイライラすることもあります。そこが、また作品を面白くしてるかもしれませんね!!
日本作家が描く使い古されたストーリーに飽きたら・・・また、違った使い古されたストーリーが、なぜか胸を躍らされます。
日本小説と海外小説のストーリーのつくり方や取り組み方の違いが分かります。
読んでてみたください。最高の一冊です。
今は、売ってないので古本を探すように。