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動物農場 [DVD]

価格: ¥3,990
カテゴリ: DVD
ブランド: ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント
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わかりやすい ★★★★★
アメリカで政治学を学ぶときは必ず入門編として動物農場を
呼んで感想を書かされる。あらためてアニメで見たが非常にわかり易かった
できれば原書でもう一度読み返してみたい。
心に残る作品 ★★★★☆
観ていくうちに「なるほど!」と思わされました。
搾取する側とされる側について、深く考えさせられました。
小説で読むほうが数倍面白いです。。。 ★☆☆☆☆
ジョージ・オーウェルの傑作小説として「動物農場」、「1984年」、「カタロニア賛歌」が挙げられると思います。
このアニメは存在することじたいについては十分に評価できるものと思います。
原作が寓話ですからアニメにすることになんの問題もありません。
あるとしたらこのアニメは中学生以上から大人が鑑賞対象であることくらいです。
内容はやはり小説の方が数倍面白く、特別アニメにしたところで。。という感じです。
72分では短すぎるのでは?とも思います。
まずは、「動物農場」、「1984年」を小説で読むことをお勧めいたします。
スターリン体制が残したもの ★★★★★
権力は入れ代わる―仮にこの映像作品を、今はやりの村上春樹『1Q84』からオーウェル『1984 年』『一九八四年』、あるいはジブリ美術館ライブラリー提供という流れから観るに至ったとしても、視聴者に感銘を与えるに十分なのは間違いない。
旧ソ連の始祖レーニンの右腕だったレフ・トロツキー、さらには後のヨシフ・スターリンによるその追放と独裁的な施政の開始を、ときに傲慢や強欲のシンボルにも用いられるブタというキャラクター(それぞれの名は「スノーボール」「ナポレオン」)に当てはめ、効果的に表している。ブタの圧制の下で苦役に耐える労働者を表すキャラクターは馬やロバ、あるいはアヒルの群れや卵を産み続けるメンドリであったりする。一部のメンドリは、ナポレオンへの反逆を企てたかどで途中で「粛清」される。
農場の労働者たちを苦しませる一方、スノーボールの定めた規律を自分たちの都合の良いように勝手に書き換え、享楽への耽溺を手に入れた支配層のブタたちが最後にどういう運命に遭うかは、ぜひ DVD を観て確かめていただきたい。ただ、その結末と言えども、やはり「権力は入れ代わる」ことが延々と繰り返されるのではという絶望感にも似た後味が残ったとすべきだろう。これこそが、この作品の醍醐味でもあるのだけれども。
余談ながら、動物農場“ANIMAL FARM”の「N」がロシア文字の「И」のようになっていたのは、「クマのプーさん」あたりにしばしば登場する牧歌的なイメージと言うよりも、ソヴィエト・ロシアを示すディテールと捉えるべきだろう。そうしたあたりも注意深く観ていくと、作成された時期の割に完成度の高いアニメーションという点とあわせ、いろいろ楽しめるはずだ。
オーウェルの傑作を再評価したい ★★★★☆
 『動物農場』はオーウェルの傑作小説です。オーウェルの真骨頂は小説よりも『オーウェル評論集』(岩波文庫)にありますが、『動物農場』はスウィフトの伝統に連なる寓話文学の傑作として現在でも高い評価がされるべきです。
 そして、このような寓話こそアニメーションにもっともふさわしいものです。完璧なフル・アニメである必要もありません。イギリス最初の長編アニメの本作の結末が原作と異なるのは残念ですが、歴史は支配者の都合のいいように書き換えられ、真実は虚構だという批判は、今でも重要な認識です。
 宮崎駿監督は自分が映画化するなら、ブタのナポレオンをまじめに改革をやっているうちにだんだん変わっていくという複雑なキャラクターとして描くと言っていて、これは重要な認識であり、批評です(宮崎評は付録ブックレットにあり)。音声解説、特典(40年後に制作された舞台裏、短篇アニメ)も充実。
  原作は角川文庫(「絞首刑」などエッセィ3篇と開高健の名エッセィ「24金の率直 オーウェル瞥見」も収録)か、『世界の文学・イギリス・アメリカ名作集』(中央公論社。古本のみ)で読めます。2009年7月、岩波文庫にも入ります。