長寿
★★★☆☆
長寿ゆえの苦悩や、やるせなさをコングラス城主の口を借りてまとめています。
この新しい登場人物は、今後どう物語に絡んでいくのでしょう。
ここまでこのシリーズにつき合うと、多少の横道などなんとも思わなくなります。
表紙はスナフキンの剣
★★★★☆
グインサーガ『パロへの長い道―グイン・サーガ〈108〉』です。
本当に道は長いです。
この巻でグイン一行は、コングラス伯なる人物の城に立ち寄ることになります。
シリーズ全体の中で見ても寄り道エピソードです。
グインサーガ世界の設定説明と、その中で伯の孤独を描いてしんみりした味の単発ストーリーになっています。
本編から外れた寄り道ですが一冊で纏まってますし、長いシリーズの中ではこういうのがあってもいいでしょう。
この後、もっと長い寄り道タイス編があるくらいですから。この程度は、許容しましょう。
ニアミス
★☆☆☆☆
コングラスさん、出てくるの遅いから。グインが記憶を失う前に出て来るべきだ。
恐ろしく脱線もいいところ。休憩ですか?ただ、グインの記憶が復活したら連結するなら大いに意味がある巻でもあるが・・・望み薄。
それにしても、伯爵は「二千年近い昔にはるかな宇宙から飛来した生命体」らしい。でもでも、グインがかつて星船を落とした以前、カナン滅亡以前からいたようなことを言ってるぞ?カナンって3000年前とかでしょ?・・・ミスった?
本当に長い道
★★★☆☆
今回も、話はあまり進みませんでした。このままいくと、200巻で終わるのかなぁ?と不安になってしまいます。この辺の話は、外伝にしてもらって、話を先に進めてほしいと思うのは、私だけなのでしょうか???早く、パロについてー!話を先に進めてー!そして、イシュトヴァーンが、子供のことを知ったらどうするか早く知りたい!!
寄り道
★★★☆☆
絶体絶命!と思いつつ数々の追っ手をすべて振り切ってしまう幸運の男、グイン。今回もどうなるか・・・と思った割には中休み的な本編でした。しかし後半はまたまた災難が降りかかりそうなうえ、めちゃくちゃ次巻が気になる終わり方だったので早く続きを書いて〜!!そして早くパロについて!!とリンダ&ヴァレ様ファンの私は思いました。