タイスの歩き方
★★★☆☆
ずいぶん賑やかな都市のようです。
やっかいなタイス伯爵に気に入られた御一行。大変です。
新キャラ、スイランさんの実力や個性も明らかになってきてます。
察しのいい人なら、ぼちぼち彼の正体のメボシがついてしまうのではないでしょうか。
じらさないでー♪
★★★★★
109巻からやや緊張感が和らいだ展開。
クムに入ってからは、マリウスの独壇場で血なまぐさい戦いから離れてホノボノとした雰囲気の展開。ただ、いささかあまりにも出来すぎな展開なのでちょっと・・・。
まあ、グインサーガ110巻の購入を考えている人って、ずっと読んでいるファンばかりだろうからレビューって気にならないのかも知れないですね。
旅日記
★★★☆☆
とうとうタイスに到着!吟遊詩人マリウスと豹頭王グイン様ご一行は、旅芸人として評判になりすぎて、快楽と悪徳の都タイスの支配者、タイ・ソン伯爵に召し出されたのだが...
の2行で一冊の説明がほぼ終わってしまう、これが正篇なのか!!!の巻でした、今回も...別に、読みますけど...できれば外伝に...と思うのは私だけではないはずですが、その辺をさっぴいても話はほとんど進みません。タイスのご紹介・ご案内とスイランの正体は...ふーん、と思わせるところが少々。あとは、最後の20頁ほど読めば、OKかも。作者もあとがきで書いてますが、「旅日記」です。次は進んでくださーい
「タイス観光案内編」
★★★★☆
作者も言っている通り、この巻は「タイス観光案内編」です。
今まで話にしか出てこなかったタイスの夜の街が、初めて詳細に描かれます。しかも、その地下には網の目のように地下水路が存在することが明らかにされます。そこには、登場したことの無い怪物がいるようです。
そんなタイスの町についてのグインの執拗な聞き込みは、次の巻の内容を予感させてくれます。タイスからの脱出でしょう。船のあたりもつけたことだし、脱出に成功してパロへの道を進むと言うことになるのでしょうか。
それにしても、同道しているスイランの正体は?沿海州に馴染みがあることを考えると・・・。
タイス観光案内?
★★★☆☆
「豹頭王一座」が、快楽の都「タイス」で興行するまでの話。タイスの風物と
観光の物語で、物語的には「一休み」の回である。
ただ、109話は大成功の物語だが、今回は「気に入らない芸人はワニに食わせてしまう」
などというサイコな領主の下での公演で、「生きて帰れるのか?」という危ない
気配の中でのお話。
恐らく次の111話で領主の元から逃げ出し、112話で本題に戻って急展開という流れか。
待ち遠しいのぅ…(笑)