アニメとほぼ同じ
★★★★☆
基本的にはアニメと変わりません。シュドナイの変身した姿とかちょこっと違ったような気がしましたが。
愛染兄妹の自在法の仕組みについては、アニメよりもわかりやすいです。
燐子の姿はやはり小説よりアニメの方がわかりやすいので、まぁ両方見たほうがいいのかな、と
思います。
それとUGやシャナの内面についてはさすがに小説の方がわかりやすく、逆にアニメだとちょっと
不可解に見える言動などがあったりするので、小説での補完がお勧めです。
ティリエルの言葉にドキドキ
★★★★★
アニメは散々(DVDで5回)見ましたが、基本的に同じストーリーでも小説を読むのはワクワクします。それは、より面白いお話が期待できるという部分も当然あるのですが、やはり、文章での描写は、ライトノベルだからと侮るなかれ。高橋弥七郎さんの文章が誘う光景はアニメ以上の迫力で迫ってくることもザラです。
恥ずかしながら、見たこともない漢字もありましたが、その知らない漢字の形や読みの音も心地よいものでした。
マージョリー・ドーの呪文や詩は、小説で初めて確認できたものもありますしね。
アニメにはなかったですが、ティリエルがシャナのネンネ振りを嘲る言葉に、不覚にもドキっとしてしまいました。シャナさんは意味すら分からなかったようですが(笑)。
シャナをも後ずさりさせる吉田一美の本気に熱をもらい、畏怖すべき強大な紅世の魔神アラストールに妙に惹き付けられたり、なんとも楽しい第4巻でした。
恋する女の子は強しっ
★★★★☆
4巻は、3巻の後編です。やっと、ハデにバトルが展開されました。今回は、悠ニや、佐藤・田中の下僕たち(^^)が頑張って、ご主人様たちの役に立ってましたね。気色悪いだけだった、妹ティリエルが兄に尽くし尽くしてて、結構見なおしました。その点、兄ソラトはただのバカ餓鬼でしたね。やはり、恋する女の子は強いってことでしょうか...
有言実行の作家・高橋やしちろー氏(3巻のあとがき参照)
★★★★★
ついに激突するシャナvsソラト・ティリエル。“存在の力”を無尽蔵に使い、強力な攻撃を次々仕掛ける兄妹に、果たしてシャナが勝つ術はあるのか? そしてシャナの役に立ちたいと願う悠二の葛藤。闘志を失い、力を出せずに“千変”シュドナイになす術もなく翻弄されるマージョリー……
本巻ではほぼ全編にわたって、都市を縦横無尽に駆け回る大バトルが展開され、息をつかせない。それでも、戦いの中における敵味方双方のドラマや心境を、丹念に織り込んでゆく手腕はさすが。
また、悠二とシャナの距離が縮まり、これまでにも増してシャナのツンデレぶりが発揮されるのも心憎い。ラストの展開にはちょっと、いやかなりドキドキしちゃってみたり…
「悠二はあたしと一緒にいるほうが、絶対いいんだから!」
には萌えること間違いなし(笑)
戦闘のち戦闘
★★★★☆
激しく暴れ回ります。
キャラクターの成長もばっちり書かれてます。
個人的には3巻のまどろみも好きなのですけど、ハラハラドキドキな4巻もやっぱり重要。ほとんど学園ストーリーじゃないですけど。