曲そのものは良いが
★☆☆☆☆
ミドルテンポのみというのに耐えられるかどうかが判断の分かれ目
そんなアルバム
劇的だが
★★★★☆
スウェーデンのメロデスバンドの5th。前作に比べ、やたら落ち着いた作風となり、時にゴシックメタルかよと突っ込み入れたくなるほどだが、浮遊に富んだシンセや劇的な楽曲はさすがと言える。やはりもっとファストなパートが欲しいし、ドラムにもパワーが欲しいところ。"
ライナーの面白さも本作が一番だな(笑)
★★★★★
スウェーデン出身メロディック・デスの重鎮、2000年発表5th。
前作「Projector」発表後のインタビューで、
「僕は今、喉にトラブルを抱えている。これからは、アルバムではデス・ヴォイスで歌うのはやめて、クリーン・ヴォイス一本に絞るつもりだ」
と、衝撃的な言葉を語ったミカエル。
「それに、どの道喉のトラブルがなくても、デス・ヴォイスには限界があるし、今後は違うことをやるべきだと思っている。
ヴォーカル・スタイルの変化に合わせて音楽性も変えていく。次のアルバムではクリーン・ヴォイスだけでやってみるべきだと思う」
と、要約すればこんなことを前作発表時のインタビューで語っていたのだが、そして出来たのがこのアルバムです。
はい、全編ほぼデス・ヴォイスで歌ってます(笑)
これについてミカエルは、
「いや〜何だかあのあと嘘みたいに調子がよくなっちゃってさ〜」
と釈明してます(笑)
さて本作は、初期の頃のような疾走感はなく、ミディアムテンポの曲が大半を占めている。
しかし、アルバム全体の完成度は非常に高い。
特にキーボードのマーティンのプレイが、単なる味付けにとどまらず曲の中心となってバンド全体を引っ張っている印象。
速い曲が好きな人にはやや喰い足りないかもしれないが、メランコリックなギターと冷ややかなキーボードの組み合わせこそこのバンドの醍醐味だと思っている私にとって、本作は捨て曲なしの名盤。
特に#1"The wonders at your feet"、#5"Haven"、#8"Ego drama"あたりが好き。
メロデス界屈指の美しいアルバム。
★★★★★
北欧メロデスのベテランDARK TRANQUILLITYの「プロジェクター」に続く5th。Voのミカエルは前作発表後のインタビューで、「今後はデスボイスは使わない。」と言ってはいたものの何事もなかった様に今作では全面的にデスボイス使用。前作よりもゴシック色が強く、各曲共にキーボードが曲を牽引する力が強い為、非常に美しいアルバムになった。又、感情豊かなミカエルのデスボイスも曲に深みを与えるのに十分だ。各曲のクオリティも高く、悲哀を含んだメロディの質も非常に高い。彼らにブルータリティを望んでいるならば、歯がゆい作品であるだろうが、個人的には、最高傑作としたい。 尚、次作よりゴシック色は薄れてよりアグレッシブでブルータルに。原点回帰か。
激しくはないですが...
★★★★☆
Dark Tranquillityのアルバムの中で最も評価が低いアルバムですが、個人的には結構良いと思う...ただ激しい曲は1曲もなく全曲ミドルなので、速い曲が好きな人はダメですね。Dark Tranquillityのアルバムの中では最も暗い曲が集中していて、後半にかけて良い曲が目白押しなので、世間的に言われているほど悪いアルバムではないと思います...ちなみにミカエルは普通声を辞めて全曲デスヴォイスで復活しています。