エルトン・ジョンが2002年にチャリティーの目的で吹き込んだ35年前の名曲「ユア・ソング(僕の歌は君の歌)」が最高でしたね。イタリアの歌手アレッサンドロ・サフィーナとジョイントしたこのアルバム・タイトルにもなっている「ユア・ソング」特別録音の1曲だけでも購入する値打ちはあります。
エルトン・ジョンの「ユア・ソング」は昔同様、その音楽は限りなく美しく、歌詞はとても優しさに溢れています。前奏やバック・サウンド、ソフトなヴォーカルのどれもが、新しいアレンジという衣の着たことにより、21世紀に再び輝きを取り戻しました。全然古さを感じさせません。
ギルバート・オサリバンの「 アローン・アゲイン」、サラ・ヴォーンの「ラヴァーズ・コンチェルト」等、あの時代でも懐かしさを感じさせた曲がそのまま、目の前に帰ってきました。勿論、それらの曲がCMソングとしてやテレビドラマの挿入歌として、今でも流れていますので、若い人達も良くご存知のようですね。
シルヴィ・ヴァルタン、アバ、スティヴィー・ワンダー、オリビア・ニュートン・ジョン、マイケル・ジャクソンなどの歌声を聴いていますと、その曲にまつわる思い出を一つ一つ書いても書ききれないくらいです。
オールディーズの名曲の数々が38曲も収録されています。当時を知らない若い世代の方も是非聴いてください。どれも、きっと感動すると思います。