古いアメリカ製キット
★☆☆☆☆
巨大な一枚のペラペラな板状の機体下面パーツは微妙にゆがんで変形しているようです。
プラ板などで背骨を入れ補強すべきでしょう。
シリコン系の離型材が使用されているようで中性洗剤での洗浄は必須です。
機体表面は全面梨地でザラザラしておりデカールの密着性を阻害しています。
ランディングギアなどの細部ディティールはダルくシャープさに欠けています。
エレボン外側に1991と刻印されておりかなり古いキットです。
パーツ数は少ないですが合いも悪く現代に通用するキットではありません。
でかいけど組みやすいです
★★★★★
届いてから約10日。ようやく箱を開けました。
前回のA-10同様、レベル社のライセンス品なので、ゲートなどで苦労するかと思いきや、
意外と難易度は低そうです。
仮組みしてみましたが、潔いまでのすかすか感です。
ウエポンベイがあらかじめ閉じた状態での商品ですので、ある意味仕方がないかと。
コクピット周りが少々大味に感じる他は、特に問題点は見受けられないように感じます。
・・・まぁ、細かい歪みとかバリが多いところは、何とでもできるので。
主翼基部は、補強の意味もあってか、主脚収納部と一体になっていて、
強度自体は高くなりそうですが、心配な方はギヤカバー部同士をプラ板で橋渡しして、
外に広がらないようにすると良さそうです。
また、しっかりとゲート処理を行っておけば、胴体の接着面は目立たないようになります。
塗り分けも特に難しくはありませんが、構造上先に組まないと行けないセンサーカバなどの
マスキングが少々面倒かも知れませんね。
(接着がきっちりできていないと、マステを貼る段階でパーツが外れるかも)
でも、海外キットベースの中ではかなり組みやすい方だと思いますので、
皆さんも是非、チャレンジしてみてください。
組み立て時に気になった点など見つかりましたら、また追記にてお知らせします
レベル製ナイトホーク
★★★★☆
2期第3弾は、F−117 ナイトホークとなりました。
このキットは、アメリカレベル製
1/48としても最初のキットであったはずで、当時PRO MODELER版を作ったことがあります。
モールドはA−10とは異なりパネルラインなし、少々だるいですがエッジの立った平面で構成されています。
ウェポンベイは閉じられた状態で、アクセサリー類は無し。エッチングパーツ等も無し。
尾翼が可動するので、面倒と思う人は固定してしまいましょう。
主翼のエレボン(?)は別パーツで、後からはめ込んでも簡単に外れたりしませんが、不安な方は固定してください。
工程としては、胴体下面に主翼を付け、その後胴体上面を合わせることになります。
胴体下面と主翼の接合部、主翼上下、胴体上下、尾翼左右の接着後のエッジを綺麗に仕上げることがF−117らしさを出すためのポイントです。
あとは、同体内に錘を入れないと尻餅をつきますので、調整しながら入れるようにしましょう。
無様な支持棒を胴体後部につけるのは、流石に見苦しいものになります。
ここまで、ぱかぱか組んでいけば、F−117の形が出来上がります。
アイマス機仕様ですからリアルな汚しをするのははばかられますが、排気ノズルの部分、実機の写真などを見ますと赤茶色から焼鉄色まで微妙なグラデーションがかかった色合いをしています。
ここをらしく塗装するとアクセントとなるでしょう。
第四弾はミラージュ2000だそうで・・・今度のはモノグラム製で30年以上前のキットです。
アイマス機シリーズは苦行の道に進んでいるようです。