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ピルグリム

価格: ¥2,447
カテゴリ: CD
ブランド: ダブリューイーエー・ジャパン
Amazon.co.jpで確認
   エリック・クラプトンはかつては染め上げたシャツを着て、もっぱら男性ファンから崇拝されるギターの神様だった。その彼が今やアルマーニに身を包み、女性に人気のヒットチャートをにぎわすバラード歌手に変ぼうを遂げた。けれども、そうした見方は大事な点を見逃している。1990年代のクラプトンは、本格的なブルース(1994年の素晴らしいスタジオライブ・アルバム『From The Cradle』)や、最新のテクノロジーや、エレガントな現代風のR&Bナンバー「Change The World」に手を広げてきた。
   新曲入りのスタジオ・アルバムとしては『Journeyman』以来になる本作は、彼の最も野心的で最も暗い面に踏み込んだアルバムで、自身のダークサイドをあらゆる面で映し出している。本作のタイトルはただの思いつきではない。本作にあるのは、時の浸食に対する内省的な思いであり、恋愛と同じくらい精神的な問題にも焦点があてられている。オープニング曲の「My Father's Eyes」は心の傷となったよちよち歩きの息子の死(この事故から92年の「Tears In Heaven」も生まれた)を暗示し、タイトル曲はカーティス・メイフィールド風の熱のこもったファルセットによって魅惑的な効果を上げている。プロデューサーのサイモン・クライミーはコンピュータによるオーケストレーションと歯切れのよい打ち込みのリズムを作りこんでいる。その一方でクラプトンはその圧倒的かつ比類ないエレキギターのソロを控え、代わりにアコースティックギターを用いて抑制されてはいるが巧みなスタッカートのリフと滑らかなリズムを刻んでいる。「She's Gone」では、より荒々しくより鋭い切れ味のギターを鳴らしている。(Sam Surtherland, Amazon.com)
このCDのジャケットは ★★★★☆
「新世紀エヴァンゲリオン」で知られる貞本さんが描かれたみたいですね
自己の内面世界を巡礼するEC!!! ★★★★☆
 1998年、Eric Claptonのアルバムです。
(「From the Cradle」(1994) → このアルバム → 「Reptile」(2001)の流れです。)

 このアルバムは、
クラブ・ミュージック的なプログラミングによるバックトラックが出てきたり、
「ギター」よりも「歌・楽曲」重視になっていたりして、発売当初、結構、非難されたアルバムです。
 ただ、特異なのは、tr. 3 & 5くらいかな?と思います。

 父親を持たずに幼年期を過ごしたECが、自身が父親になった経験から生まれた曲、tr. 1
 リラックスしたムードで感動的な歌・ギターを聴かせてくれる、tr. 2
 哀愁感を漂わせつつ、アコースティックを奏でる、tr. 6 (次作「Reptile」の雰囲気です)
 心に染み入るような、Bob Dylanのカバー、tr. 9
 内省的、シリアスで、哀愁感が漂うラスト、tr. 14
。。。他にも、素晴らしい楽曲が並びます。

 演奏は、
EC (G, Vo), Simon Climie (Key), Pino Paladino (B), Nathan East (B), Andy Fairweather-Low (G), Joe Sample (Piano),
Steve Gadd (Dr), Paul Carrack (Hammond), Paul Waller (Dr Programming) etc

 シリアスで、内省的な楽曲が多く、ECも「自叙伝的」だと語るアルバムです。
 ECが自身の過去を巡礼し、過去のその時、その瞬間を、1つ1つ浄化していくような印象です。

 聴いた後、何となくスッキリする、何となく癒される、そんなアルバムです。
 「昔、聴いたけど、今は。。。」なんて人は、また聴き直してみてください。
 一応、好みが分かれると思うので、「☆-1」させてもらいました。
(中古盤・激安です。。。が、決して「使い捨て音楽」ではありません。)

(参考)
 日本盤は、ボーナストラック「Theme from a Movie that Never Happened (Orchestral)」収録。
歌詞をあえて載せないところがまた良かった。 ★★★★★
激しいロックを期待すると肩透かしをくらうし、無駄に長いだけの曲に思えるかもしれませんが、いい曲が多いアルバムだと思います。
個人的には14番目のINSIDE OF MEが一番好きです。
ソングライターとしての集大成 ★★★★★
オリジナル・スタジオアルバムとしては実に9年ぶりとなる本作。前作である”journeyman"は80年代以降の迷走を断ち切る力作であったが、"unplugged”や"from the cradle"そして”change the world"の成功を経て”アーティスト”として大きく成長した彼が満を持してリリースしたのが本作。外部ライターによる楽曲提供やカバー曲も多いclaptonだが、本作ではほぼ全編に渡って自作曲が並ぶ。

「父親としての自分」と、「自分にとっての父親」をダブルミーニングした(1)に始まり、失われた三年間(薬物中毒時代)を歌った(2)や亡き息子に歌う(6)等、自身の内面に迫った詞世界が胸を打つ。
音楽的には、プログラミングを多様した無機的なリズムトラックと生々しいボーカルが不思議なくらいに美しく調和しており、90年代の最高傑作と言えるだろう。 
ギターに関して言えば派手さこそ無いものの、随所で素晴らしい演奏を聴かせてくれる。(13)のソロは名演だ。

クラプトン本人をして「もっとも気に入っている作品の一つ」と言う本作。もっともっと評価されるべき作品だと思う。
全くだめ ★☆☆☆☆
誰がこんなクラプトンの音を気に入るのだろうか?