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レイ・オブ・ライト

価格: ¥2,447
カテゴリ: CD
ブランド: ダブリューイーエー・ジャパン
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1998 ★★★★★
えらいこっちゃ。マドンナが変わった!
だってこのアルバムでの彼女は、めちゃくちゃおおらか。う〜む、やっぱり子供が生まれると人間、変わるもんなのかなあ……。
そもそもマドンナは、80年代半ばから現代女性の生き方をデフォルメしてきたような人だった。下着姿で"♪ライク・ア・ヴァージン!"と歌い、ボンデージのヌード写真集を出しては、奔放な女のセクシュアリティを見せつけた。鍛えた肉体をさらしたのは、強い女性像のアピールのため。その行為は"過激"を装いながら、大人の女の新しいクールネスを体現していたのである。だから支持者は、主に同性だ。その鋭敏さはサウンド面でも同様で、彼女のヒット曲はストリート・ファンクやハウスなど先端の音楽をいち早く明快なポップスへと還元したものが多かった。
『エビータ』のサントラをはさんで4年ぶりとなったこのオリジナル作には、アンビエント・テクノ寄りのアプローチもみられる。妖艶な東洋風味の意欲作8など、新たにパートナーシップに加わったウィリアム・オービットの手腕は大きそうだ。しかし複雑なリズムが全盛の今、平易な4つ打ちビートがあったり、シングル9などバラードの割合が多かったりと、アルバム全体の音は、間違っても時流の先を行く性質のものではない。
そして愛娘に捧げた12を聴き、思った。彼女も30代後半にして、ようやく平熱で歌う時を迎えたのだろうか、と。そういえばCHARAも子供が生まれたら歌がソフトになった。いずれにせよこれはやさしさがのぞく、すぐれたポップ・アルバムだ。もしや現代の主婦のテキストになる……のかな?
このアルバム、 ★★★★★
大好きだー。すごい。マドンナはこんなアルバムを作れるのか。ウイリアム・オービットのプロデュースがいいのだろう。神秘的な雰囲気を纏っている。とにかくいい。言葉ではうまく言い表せない。全てが完璧。ぐぅの音も出ない。
美しいマドンナ ★★★★★
このアルバムは今までのマドンナにはないほど美しく、清らかだ。ジャケットからして水のイメージが強く、曲もいい意味で冷たい。このアルバムは1曲ずつだけを聴くのもいいけど最初からずっと流して聴くと全然違う印象を受ける。夏に聴くと涼しくなるけど冬だとこごえるかも(笑)
光を感じて ★★★★☆
いつも車中で聴くアルバム。
微妙(適度)な高さでハイになれる。
マドンナ史をまったく知らないのであれこれ語れないが、
歌が真ん中にあって凛として立っている感じ。
アーティストがメッセージしたいこととプロデュースワークが
きちんと折り合っていて、クオリティが高い。
アンビエント・テクノ云々と言うよりは、すぐれた歌ものアルバム。
このアルバム1枚で、それまで抱いていたマドンナヘのイメージが
きれいさっぱり払拭されてしまった。
従来のファンを裏切らないばかりか、彼女はこのアルバムで
新しいファンを獲得したのではないだろうか。

オリエンタルなメロディの08., シンプルで愛情あふれるリリックの
12. が秀逸。
タイトル通り、「光」を感じさせるアルバム。

ひとつの転回 ★★★★☆
本作はマドンナというアーティストの、ひとつの転回を象徴している。
その転回に際しては、長女の誕生という出来事が大きな影響を及ぼしたであろうことは想像に難くない。
オープニングの『DROWNED WORLD』や、『LITTLE STAR』などでは、彼女の母としての愛情が素直に表現され、非常に美しい仕上がりを見せている。リード・シングルに『FROZEN』を選択したのは、冒険ではあっただろう。しかし、その試みは見事に成功し、本作の神秘的なイメージを一層高める結果となった。

『エビータ』での主演以降、確実に上昇した歌唱力が、本作の高い完成度に寄与していることは間違いない。グラミー受賞も頷ける名作である。