大バトル(師弟対決)の前夜
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前巻でセクハラ対策の依頼者に対する対応の甘さを事務所所長大野から指摘された田村が、金田事務所で依頼を受けた案件で、その大野と対決する事になる過程が描かれています。
新しい案件は、相続に関するもの。
父親から、3兄弟に土地や家屋が遺産として残され、その中で、借家として所有していた家屋が、隣地に入り込んで建物が作られていました。
この場合、法律的には10年間その状態が放置されると、建物を立てた人がその土地の所有者となるそうです。
しかし、本来の所有者は、「法律なんか関係あるか」という態度。さらに、そのバックに就いたのが、大野所長です。
このようにして、大バトルにつながっていきます。
後半で、前哨戦は始まっているものの、まだまだ序の口、本番は、次巻(8巻)に持ち込まれそうです。