初期の曲多し
★★★★☆
まず、amazonさんの収録曲の表記が違っていたので補足(2010.9.20現在)
10曲目 mijk van dijk with kaori / without a world (mijk van dijk-edit)
11曲目 plato / lieb gewonnen(mijk van dijk-edit)
オールタイムべストという事ですが、キャリア初期のアッパーでメロディアスな
ジャーマントランスの頃の代表曲を中心に構成されています。
日本では「ハッピー系」と紹介されていた頃の曲で私も大好きでした。
フルレングスの上デジタルリマスター収録されており、もさっと聴こえていた音質が
ややくっきりした印象。選曲もチルアウトから始まり、件のジャーマントランス
〜テック/ミニマルテイストとアルバムの流れも考えられてる構成。
ただし、ラストのリミックスは余計でした。違和感ありすぎで浮いている
また「schoneberg」が、ヒットしたリミックスバージョンではなく、オリジナルの方を
収録してあるのは謎。当時どのミックスCDやテクノのコンピCDにも収録されていたのは
リミックスバージョン。私もリミックスの方が疾走感があって好きなんですが。
とはいえ、彼のアルバムは廃盤の割に手に入れやすいですが、シングル曲となると
なかなか入手が難しいので、そういったシングル曲を聴けるというのはファンにとっては
嬉しいと思います。
トランスよりシンプル、テクノよりメロディアスなmijk節を堪能できる1枚。
これを聴いて初めてマイクが好きになった人には、是非とも1998年リリースの
ミックスCD「マルチマイク」をおすすめしたいですね。
(2010.9.20現在アマゾンさんで入手可能)