ポケットミュージックでも書いたの吉田保氏がレコーディングエンジニアされたアルバムで、この落ち着きと厚みのある音作りは「達郎＋吉田サウンド」と思います（もちろん元の曲と演奏大きいですが）。

達郎さんのアルバムをすべて聴いた訳ではないですが、「COZY」「POCKET MUSIC（吉田保リミックス版）」そしてこの「MOONGLOW」が好きなアルバムです。単独の曲としては他に好きなの色々ありますが、アルバムとして通して聴くのは「POCKET MUSIC」と「MOONGLOW」です。昔からの正統派ファンの方に申し訳ありませんが、乗りの良い曲が多いアルバムは全部通して聴くことまずなくても、このアルバムは落ち着いて気持良くきけます。「05Funky Flushin'」だけは、ちょっとだけ違和感あるのですが「POCKET MUSIC(Remix版）」とどちらが好きか迷うとこです。全体の印象は「POCKET MUSIC」よりもっと濃い感じかなあ（乗りの曲も目立つし）。

元ミックス良さとマスタリングのうまさが相まってか、CDとしては結構まろやかでアナログLP）時代の雰囲気もチラッとあったりしてかなり良いです。CDサウンドとして云えば「COZY」の方がやはり情報量感はあると思いますが、これもなかなか良いです。

ボーナストラックに再録音された「13Funky Flushin'」も入っていて達郎さんが「演奏はともかくオーディオ的にはこちらが断然好き」と云われるのと聴き比べもできちゃいます（自分的には曲自体それほどでも、ですが）。

12「永遠のFull Moon（ライブ）」なんか、2のスタジオ版と比べればさすがに多少サウンドに隙があるかもしれませんが、普通に聴くとエンディングの拍手が出てくるまでこれがライブなんてちょっと気づきません。一発録音でこのクオリティー！スゴイ。達郎さんのライブサウンドの良さ改めて確認できちゃいます。今月（2010/9月）の東京ライブ、また楽しみだなあ（お願いですから周りの人立たないでください）。

山下達郎さんのアルバムはベスト盤以外一通り持っていますが、このアルバムはちょっと苦手な部類です。
ForYouのような落ち着いたシティーポップを期待して購入すると面食らってしまいます。
前半はそういう好みの曲ばかりだったのですが、後半はアッパー系の曲が多くて「えー･･･」という印象。
そういう曲もアリだと言える人にとっては何も問題無いのでしょうが･･･
ともかく、好き嫌いが結構分かれるタイプのアルバムかと思います。

シュガー時代からここまで
一枚のアルバムとしてのまとまりは無かった様に思えます
ここで、初めてアルバムとしてのまとまりが出来た気がして
（力入っている様には見せないけど）力入ってんなぁー
とか..当時思いました。

或意味、らしい感！一番在り！！

吉田美奈子さんの書く歌詞と達郎さんの曲が、
洗練された音楽になり、聴いていてとても心地よい。

当時小学生だった私は、別なアルバムに収録されていた
「潮騒」で達郎さんの音楽でファンになって以来、
今でも、長く聴き続けています。

中でも、彼女とのコンビの頃の作品がとても好きで、
今回、購入しました。

中でも、お勧めは

4番目「　STORM　」です。隠れた名曲だと思います(^^♪
美奈子さんの歌詞が、せつない恋を歌詞にして
達郎さんのメロディーがいっそう、せつないラブソングに
仕上げています。

私は最近、達郎さんのファンになり一通りのＣＤを集めましたがこのアルバムは良いです。他のレビュアーさんも書かれていますが　復刻版シリーズでは「ＦＯＲ　ＹＯＵ」や「ＲＩＤＥ　ＯＮ　ＴＩＭＥ」の方が売れているようですね。私もミーハーでこっちのＣＤの方を先に買いました。ＦＯＲ　ＹＯＵやＲＩＤＥ　ＯＮ　ＴＩＭＥの中にはいわゆる　一般に売れた＝ヒットした曲が収録されているのでアルバムとしては目立ちます。この「ムーングロウ」は失礼ながらジャケットの色からしてもちょっと、遠慮気味です。（笑）しかし、内容はなかなか主張するものがあり聴き応えあります。私個人のお気に入りは、永遠のフルムーンです。言葉ではうまく言えませんが、こういった雰囲気の曲を達郎さんが歌っていたんですね。なんだか、頭の中で歌詞がリフレインしています。（笑）ＲＩＤＥ　ＯＮ　ＴＩＭＥのヒットの前に出たアルバムなので陰に隠れちゃってる感じの作品ですが、オススメです。