波の音とかとても好きなので、今回“滝”を選びましたが、実際聞いてみると滝の音ってこんな感じだったかな？とちょっと疑問です。でも、洗濯機とかテレビの終わりのザ〜ザ〜って音が好きな方には
良いかも知れないです。残念ながら私も人口的だと感じました。耳を澄ませば確かにポチャポチャと水の跳ねる音も聞こえない訳ではないですが、微妙でした。

　私も 外部の音 （エンジン音や喋り声） に過敏なので、騒音対策として 皆さんのレビューや試聴を参考に購入しました。
　日本の狭い家並みでは 音の問題もなかなか難しいですが、あまり過敏になり過ぎると 心がギスギスしてしまいますからね。 ラジオや煩い音楽では反って疲れますし、ボリウムが大き過ぎると 確かに “自分が一番うるさかった‥” という状況ともなりかねません。

　私のイヤーマフは、密閉性は高いですが 頭を締め付けるので長時間はキツいですし、耳栓ばかりもしていられないので このCDは何かと役に立っています。
　とにかく、人の声を掻き消すには最適です。 まあ あまり音を大きくすると 確かに “ただの雑音” にも聞こえますから、やや低目で低音を効かせた方がいいかも知れませんが。

　インナーイヤホンで聴いていると、“鳴り止まない拍手” か 脈拍と合わせって “心音” のようにも聞こえます。
　一定の音が保たれていると気持ちも安らぎますので、就寝時や瞑想等にも適しているのではないでしょうか。 60分あるところが 私は嬉しいですね。

他の方のレビューにもありますが、この「滝のプレリュード」のムラのない均一な「ザーッ」という音は周囲からの騒音を消すために非常に有効です。

実は我が家の目の前には小学校のプールがあり、毎年夏にはあまりのやかましさに気が狂いそうになっていたのですが、このＣＤを少し大きめのボリュームで流しっぱなしにすることで外からの騒音をほぼ消すことができるようになり、おかげ様で気が狂わずにすんでおります（笑）

このＣＤを購入する前はロック等の音楽で騒音をまぎらわすようにしていたのですが、流しっぱなしにすると飽きるし疲れるし、曲間には騒音が聞こえてくるし、最悪の場合自分が騒音源になってしまうし、で全く心が休まりませんでした。

その点完全な自然音である滝の音は長時間聞いていても疲れません。寝るときに騒音が気になるような時は少し小さめの音にして流すと騒音も気にならなくなり、心が落ち着いてよく眠れます。

そういえばこのＣＤに収録されているような「ザーッ」という音は赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいるときに聞く血流の音に似ているそうで、リラックスできるのもうなずけます。
泣きやまない赤ちゃんにホワイトノイズを聞かせると泣きやむことがあるそうですが、このＣＤはそんな赤ちゃんにも有効かもしれません。

というわけで騒音にお悩みの方にはこの「滝のプレリュード」を強く強くおすすめいたします。

発売元の日本クラウンさま、全国の騒音被害に悩む人々の為にどうか、どうかこのＣＤだけは廃盤になさいませんようにお願いいたします！！

環境音CDはこれまで40枚くらい買ってきました。ほとんどがダイソーの105円シリーズですが。
私は、外からの音に過敏でして、その雑音を遮るために、環境音をかけてきました。
その目的からすれば、音が途切れるものは相応しくないんです。常に一定の音があって欲しいんです。
そう。だから、滝。
図書館など外で集中したいときは、耳栓型のイヤホンで外部の音をある程度遮断しつつ、滝の音を流します。これで大体の音はカットできます。
私は防音対策に必死でして、耳栓＋高級イヤーマフとかも使ってましたが、どうしても小さい音が耳に入ってくる。
神経が過敏になってくると小さい音でも気に障ります。
なので、音で音を制すという意味で、この滝のCDはお勧めできます。

余談としまして、行きすぎた私は、家の中でもスピーカーで滝の音を流しつつ、さらに耳栓型イヤホンでも滝の音を聴く、ということまでやってます。これで防音はまず完璧です！

このCDに録音されている滝は、日光にある「竜頭の滝」で、延々と続く緩やかな斜面にある階段状の滝です。
ジャケット写真は、最後の滝壺部分のアップですが、落差は数メートル程度です。
つまり断崖を一気に落ちるものではありませんし、太い流れが深い滝壺に叩き付けるものでもありません。
重低音あふれる荒々しい滝の音を期待されると、がっかりすると思います。

癒し系のアルバムとして、せせらぎの最後にある、たおやかな滝を想像しながら聞かれるのが良いかと思います。