あたかもその場所で昼寝をしているような感覚になれて、周りの雑音が気になる人は最高の音楽だと思います。
電車の中で寝過ごした方は多いと思いますが、そんな感覚ですｂ

シンセなどの音楽は入っておらず、水の流れが中心に入っています。
ありがちが鳥の声さえ、殆ど入っていません。

水の音が好きなわたしには当たりのアルバムでした。
ただ、ザーザ−いう音が目立つので（好みの問題かもしれない）、
もう少し流れが緩やかでもよかったかなとも思います。

心がモヤモヤしていて落ち着かないときなど、
ストレスが溜まってどうしようもないときによく聴きます。

水の流れにただただひたりたい人におススメ。
無心になりたい時に効きます。

青森県の奥入瀬渓谷で収録した小川のせせらぎが、
１トラック60分で延々と入っています。

音量がやや大きめで一番初めは少し気になりましたが、
慣れでしょうか、その内まったく気にならなくなり、
他事をしていたらかかっているのも忘れるほどです。

音楽として聴けばただのせせらぎなので単調なのは当然。
これは意識して聴くものではなく、ただかかっているものです。

例えば海に遊びに行ったとき、ビーチで遊んでいる最中も
常に打ち寄せる波の音はしています。
それが意識して聴いていなくても心を落ち着けてくれている。
そういう感じのCD。

私は自律訓練法という心を落ち着ける訓練のBGMに使っていますが、
これも聴いているのではなく、ただかけてあるだけ。
けれど確実にかけていないよりは心が落ち着きます。

抽象的な話に始終しましたが、この「意識して聴いていなくても、
耳に入っているだけで心に良い影響を与えている」という感覚が、
このCDの本質なのだと思います。
好みは分かれそうですが、私はかなりお勧めします。

最初は単調で退屈だと思っていましたが、今は心を洗い流すような気持ちでBGMとして聴いています。

小川のせせらぎの音はたしかに癒されるます。しかしそれが60分間変化もなく続くので退屈でした。私の場合は癒しを求めている場合でも、メロディアスなものが好きなんだなと気づかされました。