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未来浪漫派

価格: ¥3,000
カテゴリ: CD
ブランド: 徳間ジャパンコミュニケーションズ
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人間椅子万歳!!塔の中の男より・・・ ★★★★★
人間椅子、いゃ〜なんとも、粋なバンドである!!ノリノリの曲から深淵な曲まで良いね!!奥深く味わい深い!!ノブさんの歌う赤と黒も良いね!!和嶋さん、鈴木さんは言うに及ばず!!人間椅子ファンはもとより、聴かず嫌いの方も是非!!ちなみに福岡公演行きました!!最高でした!!ライヴはもとより、漫談も楽しめました!!ありがとう人間椅子!!また福岡来てね(笑)!!人間椅子万歳!!一生涯ついて行きます・・・塔の中の男より・・・
☆上質です!☆ ★★★★☆
近所のCDショップでは入荷すらしてなかった(=^_^=) 人間椅子の新作。

全体を聴いてみて明らかに感じたのは、メンバー3人のヴォーカルスキルが向上してること!
旧曲の中には、曲はエエのにヴォーカルがちょっとね、、ってのも少なくなかったんだが、本作はまさに上質である。

メンバーも仲が良さそうなので、安心してます(=^_^=)
ファンはエペエペ笑いながら聴きましょう。
ワジー氏の失恋セラピー・アルバムか!? ★★★★★
「真夏の夜の夢」が自分としてはやや期待はずれだったのだが、本作は最高傑作!と手放しで絶賛できる
内容だ。他のレビューにも書かれているように、初めて本作を聴くときにはその価値に気づくことが
難しい。「三悪道中膝栗毛」の1曲目が持つような、キャッチーでわかりやすい曲は少ないからだ。
しかし、3回ほど聴きこむうちに、これは凄いアルバムだぞ!と思い知らされるのだ。
歌詞から推測されるのは、どうやらワジー氏は「大失恋」を体験したのではないか、ということだ。
ひたすら「恋」、「愛」に対するネガティブなメッセージが登場し、そのどん底状態から何とか自分を
「美しく」「浪漫派」として脱構築しようという意図が見えてくる。ある意味、本作はワジー氏が自身
を失恋の痛手から癒すためのセラピーとして制作されたのではないか?とさえ思えてくる。
鈴木氏の2曲目などは、パートナーを温かく後押しする意図をもって書かれたようにも思われる。
ヴォーカルについてだが、ノブ氏の歌が実に良い。「赤と黒」も、歌詞はやはり失恋を踏まえたネガ
ティブなメッセージを持つが、曲調はノブ氏に実にマッチしており、ノブ氏の歌も実に上手い。
また、1曲を複数のメンバーで歌を分担するという手法が顕著となっており、この方向性は歓迎できる。
初期のアルバムでは、基本は鈴木氏、ワジー氏は曲の一部を担当するというパターンだったが、デビュー
当時からのファンとして言わせてもらえば、やはり歌の基本は激ウマの鈴木氏とし、ワジー氏とノブ氏
は曲の一部を担当する方が良いように思う。あまりにもヴォーカルが分かれてしまうと、バンドとして
のアイデンティティが希薄化してしまうからだ。バンドがビッグになるためには、あまりヴォーカルを分けない方がよいと思う。
本作ではバンドとしての連帯感も強く、これからますますの椅子快進撃を期待させるような、素晴らしい
内容だった。これだから椅子ファンはやめられない。
最後に一言。なぜ『BURRN!』は、この偉大な極東のロックバンドを取り上げないのか。インタビューはお
ろか、新作発売のレビューさえ取り上げない。そのくせ、梶山章のアルバムは偏向的にヨイショしている。
あんな雑誌しか日本のメタル専門誌として存在していないことは、非常に嘆かわしいかぎりだ。
エネルギッシュかつ老獪。 ★★★★☆
 これまでになくR&R色を前面に押し出した、ストレートなロックアルバム。
 とはいえ、そこは人間椅子。ただ能天気に突っ走るわけもなく、ところどころに小技を効かせた曲作りの妙が光る。「暗いのか明るいのかはっきりしない」というと言葉は悪いが、この掴みどころのなさが今作の大きな特徴といえるだろう。

 正直なところ、一聴してハタと膝を叩くような即効性のある曲はない。個人的には、特に歌メロがいつもよりも弱いと感じる。ただし、アルバム全体に漲るドライブ感と少々の意外性をもって、力技で聴かせる。この安定感はベテランならでは。

 初心者に聴かせるとなるとどうかとは思うが、間違いなくこれも人間椅子だ。
洗練と優雅さのヘヴィネス ★★★★★
 ベスト盤「人間椅子傑作選」のラストに収録された新録曲「狂ひ咲き」を聴き、よりクリムゾン的なプログレテイストを取り入れた方向のアルバムになるかと想像していたが、他の方のレビューにもあるとおりまさかの豪快ロック路線。サバスはもとより、ディープパープル、ツェッペリン、AC/DCなどまで連想するようなゴリゴリのリフで押し進む・・・、かに見えるが、数回聞き込むうちに少しずつ印象が変わってくる。
 
 人間椅子独特の「重さ」「濃さ」「暗さ」が薄く、あっさりしているかに見えて、そのじつサウンドの1音1音の密度はハンパでなく、まさに極限まで研ぎ澄まされた、精錬された鋼を連想する。この感じは、ツェッペリンが「Presence」あたりで展開していたサウンドを思い起こさせる。もう、音だけで、存在だけで成り立ってしまう迫力である。人間椅子らしいテンポチェンジや緻密な展開は一聴すると乏しくなったように思われるが、聴き込むとしっかり用意されていることがわかる。ただそれは「相克の家」などで聴かれたあからさまなものではない。より巧みに、より洗練された形で練り込まれている。

 個々の曲については、「輝ける意志」や「浪漫派宣言」など妙に前向きな開放された世界もあるが、不思議と「らしくない」という感じはしない。一方、独特の怪奇路線の中に絶妙に人の孤独さを織り込み、かつ軽さも感じさせるという離れ業の「秋の夜長のミステリー」や十八番とも言える詩・曲展開の「太陽の没落」「塔の中の男」の安定感も良い。ラスト曲「深淵」に至っては、9分近くもありながら一気に聴いてしまい、特に詩が素晴らしい。

 アルバム通しては70分超という相変わらずの大作でありながら、不思議と聴き疲れしない「軽さ」を持っており、しかもこの軽さはけして欠点ではなく人間椅子が手に入れた新たな武器ではないかと感じられた。一つの路線を突き詰めたこのバンドだけが手に入れられる「洗練と優雅さを兼ね備えたヘヴィネス」と言うものがこのアルバムには現れていると感じられた。