クレイモア全盛期の終わり
★★★★★
9巻からこの巻までがクレイモアの全盛期だったと思います。
「北の戦乱」「ピエタ侵攻」「楽園の血族」
この三つの話は全バトル漫画の中でも最高峰の面白さだと思います。
次々と味方が死んで行き、誰が死ぬのか予想が出来ない。
他のバトル漫画にはない緊迫感がこの漫画にはあります。
ただ全体的にこのクレイモアという作品を評価すると微妙な感じになってしまいます。
1・2巻は星1レベルですし、最近の話も星3といったところ。
なので非常に惜しい作品です。
ですが3巻から13巻までは十分面白い漫画です。
1・2巻だけ読んでつまらないと思い読むのをやめてしまった人はぜひ3巻まで読んで欲しいです。
自分もそうだったので。
気になる
★★★★☆
これからどうなるのか想像さえつかない。ただキャラクターがあまり魅力的に思えない戦士が増えてきたかも!それでも早く続きみたい。
絵もストーリーも最高!
★★★★★
たまたまアニメをやっているのを見かけてから一気に買い集めました!
ちょっと凄惨なシーンとかもありますが意味なくある訳ではないので、個人的にはそういうのは苦手なのだけどストーリの魅力の方が勝り楽しめました。
(まあ大剣を使って妖魔という化け物と戦う設定な以上、そういうシーンは仕方ないと思います)
また仲間のクレイモアであっても、敵になってしまう可能性や(クレイモアという存在上の問題で)、敵にやられて死んでしまう危険性が常にあるため、メインキャラ達といえど安否が気になる点も飽きない要因になってます!
展開もとてもスピーディー♪
この巻から新たな展開が始まる上、気になるところで終わっているので次がまちきれないです!オススメです!
でも一番気になるのは彼の行方・・・。
どう考えてもいい再会の仕方をしない気がしてしまい・・・。
次巻で明かされる事を祈ってます〜(^^:)
読後感良
★★★★☆
あの悪魔顔の北野君(エンジェル伝説)を描いていた八木教広が本当に妖魔の類の出る
CLAYMOREを描き始め早12巻。実は最近になって読みました。初期の頃は画になじめず
敬遠していましたが、読んでみると興味深い。単純な戦闘漫画ではなく、主人公クレアの
心の機微、仲間とのふれあい、成長がよく描かれています。
7年の時を経た後の、成長したであろうラキとの再会も気になるところです。
今後、期待したいのはよく戦闘漫画にありがちな、パワーインフレ状態にならないよう
描いてくれること。
第二部突入・・・か・・・?
★★★★☆
相変わらず高水準の画力と作り込みの巧い物語の展開。流石です。
が 気になる点が少々・・・。
まず主人公のクレアが覚醒者化を免れ過ぎている件。特別扱いが過ぎるような気も・・・?
それに彼女はラキとの再会やプリシラの討伐といった様々な重要事項が有るにも関わらず妙に死に急ぐ。
覚醒者化してしまいそうになると直ぐに「首を討ってくれ」と諦めが早過ぎる気がします。
更に七年後ですが生き残ったメンバーが主要キャラばかりでこれまた都合が良過ぎる気が。
意外なメンバーが生存している展開には驚きましたが素直に手放しには喜べません。
加えて生存メンバーの修行による戦闘力アップ。変に技が増えたりしています。
また他の犠牲になったクレイモア達の技を普通に受け継いでいる様子も見受けられました。
「犠牲者の魂を引き継ぐ」という作者側の意味合いなのでしょうが少し安易過ぎるような。
新顔の新クレイモア達も技名を声高に叫んだりと「ただの戦闘漫画」に成り下がっているような気配が感じられます。
何と言うか初期の頃のCLAYMOREの物語に感じていた独特の「重さ」や「雰囲気」が消えつつあるかのよう・・・。
私はこの作品がとても好きなのですが途中や最後で大コケしそうな嫌な予感を感じています。
しかしそこは作者に期待するしか。そういった意味で★は4に留まらせて頂きました。
でも自分は応援を続けていきます。八木先生。完璧な形で完結できるよう頑張って下さい!!