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Another Side of Bob Dylan (Reis)

価格: ¥654
カテゴリ: CD
ブランド: Sony
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   前作でプロテストシンガーとして頂点を極めたディランが、新たな方向を目指し始めた4枚目のアルバムである。歌詞の内容は内省的になり、個人的な愛や感情を歌ったものが多くなった。また音楽的にも、生ギターかピアノの弾き語りという変わらないスタイルながらも、ロック的なビート感覚をもった曲がかなり増えている。その後登場するバーズなどのフォークロック勢に対して、本作の8ビート感覚をもったフォークソングが与えた影響は、あまりにも大きい。(星野吉男)
《初期》ディランの良さ。 ★★★★★
私は、ディランに関しては、初期《プロテスト・フォーク》時代の4枚のアルバムが好きなのですが、その中でも一番好きなのは、このアルバムです。演奏は少し粗いのですが、全体的にPOPな仕上がりの作品で、聴いていて純粋に楽しいです。これ以降のディランも好きなのですが、やっぱり初期4枚が、どうしても好きですね。やっぱり、良いです。
もう一つのディラン像 ★★★★☆
オープニングから「俺が本当にしたいことは」と叫ぶディランの声から察知できるように、これはプロテストソングの申し子だった彼のもう一つの側面を見ることが出来る重要な作品。ほとんどの楽曲は愛について語られており、美しい旋律がアルバム全体を包み込んでいます。ラストの『悲しきベイブ』があまりにも有名ですが、他の曲もそれに劣らず素晴らしい作品ばかりです。
社会と戦っていたディランのわずかな休息のような、この力の抜けた作品を聴いて心癒される人は多いでしょう。
内容は最高 ★★★★★
いまさらこのアルバムに何かの評論を加えるのも邪魔臭い。まずは、フォーク時代最後にして彼の初のロック・アルバムと言ったら良いのでしょう。
今回のSACDは結局殆んど買ったんだけど、この大好きなアルバムには一つの疑問がある。

レコード時代からシンプルな録音でステレオ感なんか気にしなかった、殆んどモノに近い録音だった本盤を何故にサラウンド仕様にしたのか、勿論ないよりマシなのだけど、ならばもっと他のステレオ録音盤もそうして欲しかった。

「ブロンド」なんて、普通のステレオ装置で初めて聞いた時プレイヤーが勝手にサラウンド設定を選択したのでディランのヴォーカルが聞こえてこなかったのにはびっくりした。カラオケを買ってしまったのかと思ったね。

それでこのアルバムも何が起こるかと思ってサラウンド仕様で聞いたけどあんまり変化はなかった。この辺り何か意図があったのかちょっとした疑問に思っている。でも、音楽はやっぱり満点!

ボブ・ディランのターニングポイント。 ★★★★★
 人間、幼い頃のほうが大人びていて、頭が古く、コリコリに凝り固まっていることがしばしばある。天才ボブ・ディランにも似たような時期があったのだ。そういう意味では他にも注目すべき曲があるのだけど、「マイ・バック・ペイジズ」がお気に入りだ。この中で彼は、自分の中の新しい価値観(ロック)と古くなってしまった価値観(フォーク)を対比させるかのような詩を書いている。ある意味、当時のディランを、そしてこのアルバムを象徴した曲、といるだろ。

 自分の中に芽生えた新しい部分に目を向け、そこに向けて走り出すことが、生きる喜びを与えたくれるのだ、ということを教えてくれる、ディラン魂の1枚。

 …ああ、あのとき私は年老いていて、今はあのときよりずっと若い。

前夜祭 ★★★★★
エレクトリックに入る前の最後のアルバム。ただ演奏にギターとハーモニカしか使ってないだけである。そのリズムや内容はもう単なるフォークソングではない。詩の内容も一変し自分の感情を表現するものになった。そのためプロテストシンガーのイメージが付いていた当時は不評のアルバムだった。ふざけてるんじゃないかとさえ思われたらしい。しかし今聞けばいい曲の多いアルバムで、オールアイリアリーウォント、スパニッシュハーレムインシデント、自由の鐘、ラモーナに、マイバックぺイジズ、アイドントビリーヴユー、悲しきベイブとどれも落とせないような名曲ぞろいである。この後に発表するアルバムで問題が起きるわけだが、その前の前哨戦、前夜祭である。このアルバムで大きな合図を打ち上げたのである。このアルバムにもディランの歌とは別の詩が付いている。