写実的な水彩画を描きたくて色々な水彩画の基礎の本を物色しましたが、この本は写実的な水彩画を書くためのテクニックが詳しく書かれておりとてもためになりました。新品を買うと少々高いかもしれませんが写実的な水彩画を描きたいと思っている初学者の方には値段分の価値があるのではないかと思います。

ボタニカルアートの入門書にもいろいろありますが、用具や画材のこと、技法や歴史までひととおり説明してあってとてもわかりやすい。通読すれば、自分なりの植物画が楽しめるようになります。特にデッサンの仕方と色の作り方が参考になりました。部分的な図解が主なので、画集として見るには少々物足りないのが残念！