さよならヒカル
★★★★★
このひとことだけで、この巻が言い現わせる。ヒカ碁ファンなら全てがわかる、そして涙とともに決意する。我こそ神の一手を極めよう。千年、ニ千年と続く神の一手を。ヒカルの碁の最高の場面だと思います。
ほったゆみさん、小畑健さんも、この巻には特に力が入ったのではないでしょうか。
悠久の時の流れ、人の営み、神、そして囲碁、すべてを祝福すべきこの13巻。
いきものがかりのYELLを聴きながら、何度でも読み返してしまう、名作中の名場面。
5月5日を佐為の祭日と心に定め、一日一日を積み重ねる決意を新たにしてしまいます。
表紙に描かれた碁盤の宇宙に煌めく佐為も素敵。