黄昏のビギンが特に素晴らしいです、名曲揃いでこれぞ女性ヴォーカル、歌もうまいし、この歌手の歩んだ人生が歌に昇華されてます。

ご主人をなくされてから、芸能活動をずっと控えておられる
彼女です。私にとってはタイムリーな存在ではありませんで
したが、ものまねタレントによるものまねなどを通して、知
っていました。

実際の声を聞いた事がないので、試しに、本作を訊いてみま
したが、実に素晴らしい。

オリジナル曲やカバー曲が満載。

喝采：この曲は寂しい詞です。しかしながら、人のけなげさ
というかそういったものを感じます。

ルイ：これも悲しい画家のお話しでした。メロディーライン
が好きです。

他にも多数よい曲がありますが、矢切の渡し、粋な別れをし
ようぜ、など、本人以外の楽曲も多数収録。全ての楽曲で彼
女の歌声の魅力を楽しめます。

ちあきなおみのＣＤは多くあれど
最近のリバイブルで人気を博した
「黄昏のビギン」と「星影の小径」の両方を
収めたＣＤはあまりない。
高価な大全曲集はそうそう買えないので
このＣＤはベターチョイスといえる。
「喝采」がテイチクバージョンのために
大ヒットしたコロンビアバージョンとは
少し印象が違うことに↓不満の人もいるだろうが
これは版権の問題があるのでしょうがないだろう。
「喝采」のオリジナルを聞きたい人は
マキシシングルなど非常に”安価”で出てるので
そっちも合わせて買えば問題ないだろう。
ちなみにこちらのバージョンは確かに
ちあきなおみの熱唱のインパクトは薄いが
ライブバージョンは確か高い全曲集でしかＣＤ化されたないので
財布との相談が必要だろう。
ちあきなおみは、演歌が流行歌だった時代の歌手なので
時代によりアルバムにより印象が全く違う。
彼女の歌に魅入られたならもっといろいろ聞いてみる必要もあるだろう。

　かなり期待していたが、外れた。彼女の歌声と唱法は、電子楽器を使ったアレンジには向かないと、感じる。オンマイクで録音した声が、浮いてしまっているのもいけない。全体に、歌とバックの一体感がない。
　日本語本来の響きを大切にした歌に、電子楽器の音は、耳障りでしかない。

若い人の耳にも馴染むような、アレンジにしたつもりだろうが、これでは、オールドファンは、満足できない。冒険、実験し過ぎ。

歌手復活を希望する多くの人と大人の歌で癒されたい方々に聞いていただきたい。彼女の持ち歌でないが、古い歌を今聞いても飽きさせない。そんな魅力が彼女にはあります。僕が、生まれていない頃の曲もお気に入りになりました。カラオケでも、もっと増やして欲しいものです。