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蟻の兵隊 [DVD]

価格: ¥4,935
カテゴリ: DVD
ブランド: マクザム
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「執念の男」にジンときました ★★★★★
監督が付録映像のインタビューで語っておられるとおり、「奥村さんの執念がこの映画の一番のテーマ」、「今でもこんな日本人がいるんだ」と、それを一番強く感じました。

自分の信念、執念・・・。軍国主義教育を受けた戦時中にはそんなものをもてず、上官の言いなりに戦争に参加し、人殺しをしてしまったからこそ、老いてなお頑固に、執念を持って、裁判をし、遠い山西省まで行って調査し、映画作りを成し遂げたのだと思います。

私もまた奥村さんに見習い、映画を見たことで、戦争という深い傷を負わずとも戦争の悲惨さを知り、人殺しを経験しなくても人を殺さない、そして理不尽な命令に断固ノーといえる、そういう執念を持って生きていきたいと思います。
衝撃 ★★★★☆
人生でこんなに理不尽な事を耐えねばならんのかと本当に考えさせられた作品。ポツダム宣言後に日本人が戦っていたという国益に反する事実を揉み消す為に、提出された明らかな証拠も国は見て見ぬふりをしている。裁判も負け続け。これは台湾義勇隊問題と一緒です(WIKI参)。ニュース番組は今までなぜこんな大切な事を扱わなかったのか?彼等に申し訳ない気持ちと共に恥ずかしく成って来る。幾分偏った部分はあるが知らない事実を知る為にもぜひ観るべき作品。
蟻(アリ)の兵隊 ★★★★★
第二次世界大戦時の日本軍の中国山西省残留問題を扱った映画。
当時の出来事を、当時の資料から描くのみではなく、現在の視点から、現在の活動を通じて、中国山西省残留という事象の当時の真実を追い求めるのが自分にとっては、新しかった。

ポツダム宣言後にも戦い続けていた奥村和一さんを追ったドキュメンタリー。



これを見て思ったのは、戦争に対する自分との意識の違いか。
奥村さんが経験してきた終戦後も残留させられ戦い続けていたという事実がなぜ生じたのかを明らかにするために奔走している姿を現した映画。

この問題が当時を経験した一部の世代の問題としてしか感じれなかった。

しかし、この奥村さんの姿を通じて戦争を繰り返してはならないと言い続けることの重要性を痛感した。
この戦争を経験した世代が言い続け、今の若い世代が本気で戦争をやってはだめだと思わない限り、戦争が再発する可能性は十分にあるなと思った。
もはや、自分自身も戦争の悲惨さを想像できるほどに感じていない以上、経験世代に比べて戦争に対しての意識は格段に低い。安易なものであると捉えている可能性がある。
そして、経験世代が消え、十分に戦争の危険性が伝えられなくなれば、第三次世界大戦は目前ではないだろうか。
そう考えると世代がすべて入れ替わるであろう40年後が怖い。


冒頭に出てきた、若者と奥村さんの靖国神社での会話。
「何が祀られてるか知ってる?」
「初詣だから来ました」
ある人にとっては、意味を持つ場所。
しかし、またある人にとっては、別の意味を持つ場所。


事実は一つしかない。
しかし、その事象をどう読み解くかは、その人自身にかかっているのだろう。


この映画は戦争の事実を伝える映画となって残って欲しいと思った。

奥村さんの情熱に引き込まれた ★★★★☆
奥村さんの情熱、自分が伝えなければと、
その力強い信念にグイグイ引き込まれた。

90歳すぎた、病院で命をつないでいる
お爺ちゃんの声にならない無念の叫び。

こんな不条理な人生を強いられた人たちの
存在を何も知らなかったので衝撃的でした。

らちのあかない裁判をしているうちに、
あのお爺ちゃんたちは死んでしまいます。

60年前の記憶も薄れてしまいます。

過去の過ちを繰り返さないためにも、
こういう戦争の不条理があったことを、
たくさんの人が知るべきだと思いました。
生々しい戦争のお話 ★★★★★
4年前に90才で他界した祖父は、酔うとたまに戦争の話をしました。
満州へ行った話、東京大空襲の話。
ちょっとしたアクション物語のようでした。

この映画の主人公、奥村さんは、奥さんには戦争の話は一切しないそうです。
非常に恐ろしく辛い記憶として残っていると語ろうとは思わないのでしょう。
私の戦争に対する知識=祖父の話だったので、派遣される先によって
こんなにも状況が違うんだというのを知りました。

中国に今も残されている、おじいちゃんたちの生々しい手記。

もし戦争がなかったら、商人の長男として家業を継いでいたでしょう、と
いう言葉に、戦争がどれだけ人の人生を狂わすかを考えさせられました。

そして、奥村さん他、元中国残留兵たちは今も国と戦っています。
国は奥村さんたちが正しいという事を認めてしまうと
ポツダム宣言に違反してしまうから認めないのでしょうか…。

それと、冒頭で靖国神社に初詣に行ってる若者…。
「何が祀られてるか知ってる?」「は?てゆうか初詣だから」
みたいなやりとりには呆れました。
みんなで初詣ルンルン♪て時に見知らぬおじいさんの
戦争の話聞かされてテンション下がるのもわかるけど、
やっぱ知っとくべきなんじゃないのかね?
私のすんでいる町に山西省に残留させられ… ★★★★★
私のすんでいる町に山西省に残留させられた兵士がいます。今年91歳になります。これまで何度かお話をうかがいました。 明日11月1日当町の文化祭で講演をされます。映画に登場する奥村和一さんの激しい怒りが伝わってきます。